「生まれてきた家庭環境によって学力に差が出る」ことが
問題になっているようです。
最近何でもかんでも格差が広がっているようですね。
確かに東大生の家庭は裕福なところが多いようです。
貧乏人は東大に入れないのか!
^( ̄□ ̄#)^ψむき〜(怒)
なんて、わめきそうになりますが、
もって生まれた能力もありますので、
別に東大に入らなくたっていいじゃないですか!
なにも学力だけが人間の能力ではありません。
スポーツでも、芸術でも、いろいろあります。
とは言ってはみたものの・・・
実際わが子のいる親御さんからしたら、
出来るだけ良い学校に行って欲しいと思うのも
無理ありません。
日本は最終学歴で人生大きく左右されてしまいますからね。
その辺にも問題がありそうです。
教育格差が出てくる原因は、
1 親が都会に住んでいるか否か
2 有名私立や良い講師のいるハイパー学習塾に通わせることが出来る経済力の差
の2点にあると思います。
東大も京大も一様に都心にあるものですし、
それら付属校もやはり都心に集中しがちです。
もともと地方に住んでいる方は、
進学率の高い小・中学校に子供を行かせることが出来ません。
それこそお金に物を言わせて「全寮制」の学校に
単身赴任?させればいいんでしょうけど、
小さいころから親元を離れてしまうのも問題ありますし、
お金がなければそんな選択肢も生まれません。
普通の公立小・中学校に行くのが現実です。
また、
有名私立校や高級学習塾に行くのにも
結局お金ですしね。
親御さんは大変です。
どこの親から生まれるかで
将来にわたり格差が生じてしまうなんて、
なんとも世知辛い世の中です。
子供は敏感ですから、
親のそういった気持ちを敏感に感じ取ります。
親の経済力で
勝ち組街道に生まれた子供は、
そこから落っこちない為の大きなプレッシャーが生じます。
医者の息子がプレッシャーに耐え切れず家に火をつけたり、
親を殺したり、考えも付かない事件が起こっています。
それだけ、子供たちのプレッシャーが大きいのでしょう。
負け組み街道に生まれた子供は、
どんなにがんばってもエリート街道に乗ることが出来ません。
やっても無駄的な絶望感が生まれます。
どこにどんな才能があるのかも分からないのに、
人生の早いうちから「勝ち組」「負け組み」が
決まってしまう絶望感。。。
いったいこうした問題はどこから来るのでしょうか?
私は今の大人に問題があるんじゃないかと思います。
何でもかんでもカネカネです。
終身雇用は崩壊し、成果主義が台頭しています。
実力のない人は給料も仕事も減らされます。
大人の世界ですし、
グローバル化した社会で、
全世界と競争していかなければいけませんから、
もちろん仕事に対する能力は大切ですし、
会社がその対価として給料を払うのも分かります。
結局、弱肉強食な世界です。
資本主義経済の無慈悲さ・・・
急速にグローバル化した世界に
今まで「和」があった日本社会が急速に「競争」社会に変貌し、
過渡期にある我々大人は
その歪に対応しきれていない感があります。
確かに競争は必要です。
それは分かります。
でもですよ、
子供の世界にそこまで競争を強いて良いんでしょうか?
そもそも、教育とはなんですか?
人生を豊かにするためもものなんじゃないんですか?
「幸せ」を感じるアンテナを育むものだと思うんですけどね。。。
希望の持てない人生なんてつまりません。
希望があるから人はがんばれるんです。
義務教育の段階から、
いたずらに競争を持ち込んではいけません。
せめて小・中学校の間だけでも
将来希望の持てる教育を
また、学ぶことの喜びを教えていって欲しいものです。
希望と楽しささえ理解できれば、
子供たちは黙っていても夢中で勉強しますよ!
いつどんな才能が芽生えるか分かりません。
生まれ育った家庭環境で
その才能の芽がつむがれているとしたら、
残念でなりません。
最初にも書いたように、
学力だけが才能ではありません。
スポーツでも、芸術でも、政治力でも、
社会の役に立つ能力はいっぱいあります。
また、
多くの経験が総合的な人間力を生むのだと思います。
子供時代から机にしがみついて勉強ばかりの
世間知らずのガリベン君が
本当のエリートでしょうか?
私は人生のエリートでいたいです。
「負け組み」のひがみですかね。はは・・・
今日の売り上げ4300円!チーン♪
白いお米が食べれれば私は幸せですよ!
では!
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