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2008/10/09

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労働の対価
まだ「お金」という概念がなかった頃、
労働の対価は「物」であったり、
相手方の「労働」だったわけです。

現代はそれらが「お金」として概念化され、
ただの紙切れや金属の塊が労働の対価として支払われます。
つまり「お給料」ですね。


オイル交換をする代わりに500円工賃をいただけるわけです。
わかりやすいです。


ところが、
「10回分のオイル交換工賃無料券を4500円」として
販売するとします。
お客さん的には1回分のオイル交換の工賃が無料となるわけで、
とってもお得です。
バイクマンも現金収入が増えるのでありがたい。




しかし、考えてみると
3000キロに1回の割りでオイル交換するとして
10回オイル交換するのに30000キロ走らなければなりません。
時間に余裕のある学生さんなどを除けば、
年間10000キロ以上走る人の方が稀です。

お正月にゴールデンウイーク、お盆に、土日など
全てバイクに時間を割くわけにもいきませんからね。
ほとんどの人は年間1万キロ以下の走行です。

1日30キロの通勤で使っている人でも
22日/月の通勤で年間約8000キロ足らずです。


つまり、
オイル交換を10回するのに最低でも3年はかかるわけです。


その間にバイクマンが潰れてしまったり、
転勤などでバイクマンにご来店できなくなってしまったら、
残っていた無料券はただの紙切れになってしまいます。
オイル交換無料券は、最低限3年間はバイクマンが潰れない、
という信用に基づいて発行されているわけですね。




しかし、ここで問題となるのは、
労働をする前に対価を頂くということです。


働く前にお金だけちょうだい、というのは基本的にありえません。
仕事とは、誰かができないことを誰かが変わってしてくれるから、
労働なわけですし、それに対して対価があるわけです。
また、
働く、ということは読んで字のごとく
「人のために動く」と言うことです。

動いていないのに働いたとは言えません。
実際に動いていないのに対価は頂けません。





物々交換の時代から、お金と言う概念ができ、
それが株や証券という概念に発展して行ったわけですが、
どんどん実態とかけ離れていっているような気がします。


別に、株や証券が悪いと言っているわけではありません。
世界初の株式会社と言われている
東インド会社も多くの人達から事前に資金を集まることが
できたからこそ、インドとの貿易ができたわけです。
株や証券という概念がなければ、
大きな事業はできません。




ただ、
今回起きているサブプライムローン問題に関して言えば、
証券を分断し、複雑に組み合わせたものを販売していたわけです。
万が一債務者が債務不履行になったとき
債権者が誰に損害を請求してよいか
もう、責任の所在がはっきりしていないわけです。
実体経済からかけ離れたところで、
楽してお金を儲けたいという欲望が根底にあるんだと思います。

楽してお金は儲かりません!(きっぱり)




自分の仕事が世の中の役に立っているのか?
全世界が今一度、考える時がきているのかもしれません。



株や証券を購入するときも、
社会の役に立つ企業へ投資することが
世の中の役に立っているという
基本的な姿勢(理念)がが大切だと思います。

「安いときに買い、高いときに売る」という
楽してお金を儲けよう的な投資が
今回の問題を大きくしている根本的な原因だと思います。





働くことは人のお役に立つことです。
自分のためではありません。
だから対価をいただけるんだと思います。
人の役に立ち、笑顔が生まれる
こんなサイクルがバイクマンから生まれれば良いなぁ・・・




こつこつ働くのが一番!


では!
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