2月8日にイエローナイフを出発。
また氷の世界を走りだします。
トレーラーとすれ違うと・・・・
一瞬何にも見えなくなります。こっわー
やっと天気も回復再び青空!!気持ちいいです
見えてきました!!カナディアンロッキー!! |
今回の旅行では予定に入っていなかった
カナディアンロッキーに行ってきました。
予想よりもかなり良いペースで走れることがわかりましたので、
日数的に余裕ができた分、直行でエドモントンに戻っても
つまりません。
今回はカナディアンロッキーの街、ジャスパーに向かいます。
ジャスパーの位置はここ↓
大きな地図で見る
目的は・・・・・ これです↓
10年ぶりくらいにスキーをしましたが、
やはりボードよりもスキーが好きですね。
バイクと乗り味が似てます。
今の板(カービング)ってずいぶん短いんですね、びっくり。
久しぶりにスキーの楽しさに取りつかれました。
日本に帰ってもスキーに行きたいです。
そしてもう一つの見たかったもの・・・ それは・・・
これです↓
ちょっと写真だと小さくてわかりませんが、
コロンビア氷原から滑り落ちてくるアサバスカ氷河です。
コロンビア氷原の面積は325平方キロメートル。
氷の厚さは最大で350mだそうです。
降り続いた雪がつもり、雪の厚さが20mを超えると
一番下の雪は圧縮されて氷になります。
さらに雪が降り続け、氷の厚みはどんどんまして、
氷原となり、それが氷の河となって山肌を削りながら
ゆっくりと流れおちてきます。
今回見に行ったはジャスパーから100キロほど南下した
ところにあるアサバスカ氷河。
氷河期のなごりである氷河に、
大自然の雄大な時間の流れを感じずにはいられません。
夏には専用バスで氷原まで連れてってくれるそうです。
冬期は道が雪でなくなるためか、観光客が少ないかで
閉鎖されています。
ジャスパーに3泊。
予定外のドライブでした。
そしていよいよエドモントンに帰ります。
ジャスパー〜エドモントン約450Km
5〜6時間の最後のドライブ。
なんか、帰りたくないですねぇ・・・
あっという間にエドモントンに到着
何処が一番滑りやすい道かというと
エドモントンの市街地の脇道です。
わだちで滑りまくります… |
再びメイビスおばちゃんの所に戻ってきました。
結局走行距離は↓
4099キロ。
レンタカーでこんなに走っていいのかしら・・・
いやー、走った走った!!
フォード・エスケープ、良い車でした!
お疲れ様!!
その後
ジャンクフードを食べ倒して(人間だけ)帰国??
成田についた時、
私たちの荷物はまだバンクーバーに!!
荷物遅延・・・・
これも初体験でした。
翌日到着の便で無事に荷物も帰国。
宅急便で自宅まで送られてきました。
行方不明にならなくてよかったぁ・・・
あ、出国時に没収されたコールマンのストーブも
帰国時に返してもらいました。
残念ながらカナダでは使えませんでしたので、
次のキャンプの時にでも使います。
カナダで買ったMSRのストーブは
燃料ボトルを洗剤できれいに洗い、
「新品です」(うそです)と言い張り、
何とか持って帰ってこれました。ああ、良かった。
いやー、あっという間に3週間がすぎました。
長いようで、本当にあっという間でした
3週間もお休みをいただきまして
本当にありがとうございました!
さんざん遊んだので、すっからピンピンです・・・
がんばって働きます!!
またしばらく休みなしでっす!
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余談1
出発前にあれだけ心配していろいろ用意していた
装備品は幸い一回も使わずいすみました。
ま、少しのトラブルはありましたが、
それも旅の楽しみの1つです。
「冬季のイエローナイフ、レンタカー・・・自殺行為です。
考えが甘すぎる。 死にますよ」
などのインターネットの書き込みに当初ビビりましたが、
実際に行ってみると、思いのほか走行距離も伸びるし、
道もしっかりしているわけです。
私は雪道などの走行経験もほとんどありませんし
特に優れた運転テクニックを持っているわけでもありません。
ごく普通の日本のドライバーです。
もちろん天候次第ですが、
四駆で行けば、誰でも行けたでしょう。
インターネットの書き込みなどは
実際に行った人の書き込みならまだしも、
冬季のイエローナイフに行ったことのない人が
こういった書き込みをしている場合もありわけです。
参考にはもちろんすべきですが、
真実でないことも多い。
書き込んでいる人は「良かれと思って」「老婆心」から
いろいろ教えてくれるわけですが、
結局は自分の目で耳で、現地で感じないと、
なにもわかりません。
大切なのはちょっとの勇気と行動力。
たったこれだけです。
今の不況を打開するポイントかも知れませんね。
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余談2
今回私たちはレンタカーで無事に帰ってこれたわけですが、
これはあくまで私たちの事例です。
参考にされるのは一向に構いませんが、
実際の天候や道路事情などは刻々と変化しますので、
イエローナイフに冬季車で行こうという人は
十分な準備と情報収集を行ってください。自己責任で!!
次回からはバイク屋らしくバイクの話を
書きたいと思います…・
では!
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