今回のツーリングの道のりは
気仙沼
→秋田県湯沢市(母方の実家)
→秋田県男鹿半島(父方のお墓参り)
→日本海側を下り
→越後湯沢
→嬬恋→ビーナスライン
→甲州街道
→バイクマン
と言う流れでした。
当初の予定は1500キロくらいかなぁと思っていましたが、
結局調子こいて2000キロ走りました。
大まかな経路は考えていましたが、
どこで泊まるか、どのような経路をとるかなど
全く決めないで走りました。
その日のうちに行ける所まで走り、
適当にキャンプです。
ま、唯一決まっていることは
母方の実家でおばあちゃんにお線香上げることと、
父方のお墓参り
と、2点だけ。
オーストラリアを走ったり、北海道や九州、四国など
結構走ってきた店主ですが、
東北地方や本州を連泊でツーリングしたことはありません。。。。
ま、適当に走って、適当にキャンプキャンプで
問題ないでしょうと、気軽な気持ちで出発したわけですが、
今回本当に困ったのが、キャンプ場の選択。
ガーミンのポータブルナビを持っていったわけですが、
近所のキャンプ場を検索して、適当に泊まろう!なんて
軽い気持ちだったのがいけません。
ガーミンちゃんが検索したキャンプ場に行くと
そこはただの牧場だったり、
宿泊施設はあるけれど、キャンプできなかったりと、
さんざん振り回せれました。。。。
1泊目は気仙沼そばの室根山キャンプ場。
これも結局
道の駅で働いていた地元の人に教えてもらってたどり着きました。
「もう暗いし、うちに泊まってけ!!」
となんども言っていただいたのですが、
40近いオッサンがいきなり甘えるわけにも行きません。
真っ暗の中、山頂にあるキャンプ場まで心細い気持ちで登ります。
道幅2メートル、当たり前ですが外灯など1つもありません。
ああ、心細い。
山頂まで登るとやっとキャンプ場が見えました。
フリーサイト利用で1575円/泊。ちょっと高い・・・
自分の感覚だとキャンプ場は1000円以下/泊なのですが、
時間も遅いし、ここから他のキャンプ場を探すとなると、
もっと大変だし、仕方なくここでキャンプです。
一泊目のキャンプ場
温水シャワーも付いているようですし、
ま、温泉も一緒に入ったと思えば料金的には納得ですね。
と、
テントを建てて、おもむろにシャワー室へ行ってみると
「節水のため閉鎖中」の張り紙・・・
今日はフロなしです。ま、いいか・・・
2泊目
男鹿半島をくまなく走り、今日は男鹿半島でキャンプ。
昨日の反省点を踏まえ、走っているときにキャンプ場らしき場所に
目星をつけながら走りました。
海岸線の公園にキャンプしている人もいて、
ま、最悪そこでキャンプできそうですが、
夏の海辺のキャンプは個人的にあまり好きじゃない。
暑いし、塩がすごい。
結局男鹿オートキャンプ場へ
2300円/泊、シャワー別途200円・・・・
たっけー!!!
ま、すぐお隣に温泉があり300円で入れます。
しかし、まぁ高いだけあって設備は最高
綺麗な芝生に清潔なサニタリー、
ランドリーも完備されています。
オーストラリアのキャラバンパーク(キャンプ場)ばりの
設備の良さです。
料金はともかく、ここのキャンプ場はとっても雰囲気が良いです。
ちなみにオーストラリアのキャラバンパークは
場所にもよりますが、1泊たいてい6~9ドルくらいの間。
トイレ、シャワー、ランドリー、フリッジ、プールと
たいていどこのキャラバンパークもすばらしい設備。
また、どんな小さな町にもほとんどキャラバンパークがあり、
キャンプ場探しに困ることはありません。
さて、3泊目
日本海を順調に走り、なんと越後湯沢まで走ってきました。
全部下道。
さて、あまり頼りになりませんが、
ガーミンちゃんでキャンプ場を検索。
夕方5時半、1件目に行ってみると
何と1泊5000円と!!!!
たっけーッス!!
旅館に素泊まりが普通にできるじゃん!!
あたりを見回しても数張りテントがあるだけで
ガラガラ状態。
サイトは腐るほど余っています。
「小さなテント1張りだけど、、、やっぱり5000円?」と聞くと
「決まりですから・・・・」と
料金表を見るとテント1張り(6人まで)5000円と確かに書いてある。
6人で5000円だと、約840円/人/泊ですね。
ここでちょっと交渉。
小さなテントだし私1人だから、1000円にならん??
1000円なら泊まる!!
今日の収入ゼロか1000円か!
さぁどっち??
まぁ、もうちょっと角が立たない言い方をしましたが、
まとめるとそんな感じです。
「すいません。決まりですから・・・・」と
あえなく却下・・・・
テントサイトもいっぱい余っているし、
俺なら泊めちゃうけどなぁ・・・
ま、しかたありません。
近くのキャンプ場に行くことに。
幸い5キロほど離れたところにキャンプ場があるようですので、
そこまで走ります。
行ってみると
「豪雨による災害のため閉鎖中」と
ガッビーン!!
もう既に6時。
ほとんど真っ暗。。。。
ついで25キロ離れたキャンプ場へ
ものすごい山深いところ、
既に真っ暗、雨も降り出して心細さ全開です。
やっとの思いでキャンプ場に到着。
しかし、誰もいない。
管理棟も中に一箇所だけ薄暗い灯りがともっているだけで
カギがかかっている。
中は整理整頓されているようなので、
定期的に誰か着ている感じだけど、なんか怖い。。。。
管理棟のフロントヤードは芝生だし、
外の散水栓は水が出ましたので、
ここで野宿でもよいかなぁと一瞬思いましたが、
なんか、
やっぱ、、、
怖い。
お化け屋敷みたい。
仕方なく下山。
猛烈な雨、前がよく見えん・・・
もう、このまま帰っちゃおうかなぁとも思いましたが、
最悪、道の駅で止まっちゃえばいいや!
と、国道20号を南下。
すると、健康ランド発見(PM7:30)!!
雨も降っているし、今日は健康ランド。
仮眠施設あり2200円/泊
ああ、助かった~
と言う感じで
宿泊には大変苦労しました。
そしてどこのキャンプ場も非常に高い。
はっきり言って泊まる気がしない。
北海道なんかは無料のキャンプ場やライダースハウスがあって
とってもツーリングしやすかったし、
九州も四国も比較的キャンプしやすかったわけですが、
本州には安いキャンプ場がないんかい!!
と思ってしまいました。
こりゃ日本一周などしてる人は
苦労するだろうなぁ
1泊だけとかなら
出発前に無料キャンプ場を検索して確認できますが、
連泊で、しかもどこに止まるかも決まっていない場合、
全てのキャンプ場を検索するわけにも行きませんからねぇ
難儀なもんです。
もっともっとキャンプツーリングがしやすい環境にならないかしらん。
夜まで走って、人の少なくなった道の駅に泊まっちゃって
朝5時には出発!!が妥当な線かなぁ
おしまい。
|