さてさて、久しぶりの日記です。
今日でロケットストーブの製作日記はたぶん最後。
以前のロケットストーブは薪の挿入口が小さかったので
そもそもの熱量が少ない。
おまけに、断熱材で覆われていますので、
ロケットストーブに近づいても、
それほど暖かくはありません。
燃えた薪の熱量のほとんどが排気口に集中しますので、
煮炊きをする場合は、少ない薪で効率よく煮炊きができます。
ただ、今回ロケットストーブを作った理由は
氷点下の中で暖を取るため。
目的は達成されません。
そこで考えたのが、
今回のロケットストーブⅢ。
まずそもそも薪の挿入口が小さいので、
発生する熱量そのものが少ない点を改良するために
もう一つ別に一斗缶で1次燃焼室を作りました。
この一斗缶と
今既にある2次燃焼室であるヒートチャンバー部分を連結。
全体像はこんな感じです。
1次燃焼室である新しい一斗缶の上部に穴を開けて
連結!!
これで薪の挿入量が飛躍的に増えます。
1次燃焼した薪の煙が2次燃焼室であるヒートチャンバーに
吸い込まれ、煙突が蓄熱されると
2次燃焼が起こって完全燃焼に近くなります。
それでは試験燃焼。
ちょっと写真が暗いですが、
1次燃焼室である一斗缶が真っ赤になってます。
これは非常にあったかい!!
以前は排気口の出口付近は赤くなりませんでしたが、
1次燃焼室が大きくなって熱量が増したため
排気口まで真っ赤っかになるほどの熱量。
次回訓練時に写真を取りますが、
排気口からロケットエンジンのように炎がゴーゴーッ!!と
吹き上がっています。
飛躍的に熱量が上がり、
これなら充分暖が取れます。
しかも、1次燃焼室の上にダッチオーブンを乗っけておけば
ここで煮炊きも可能ですし、
排気口でも煮炊きが可能です。
2つ以上の鍋釜が一度に調理可能です。
今回のロケットストーブ製作費用は
3500円ほど。
薪ストーブが4000円ほどで売っていますので、
煙突部分のみロケットストーブ構造に改良しても良かったかも・・・・
今回のロケットストーブ製作によって、
いろいろと調べましたが、
やはり薪を燃料とするストーブと言うのは
燃料費が高く付きます。
薪をいかに仕入れるか?
今回はSさんより譲ってもらえそうですが、
毎回もらうわけにもいきませんしね。
ま、オトナの火遊びですね。。。。
次回冬の訓練は12月。
おそらく夜は氷点下になってくれることでしょう!!!
楽しみ楽しみ!!
おしまい。
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