神奈川県大和市のバイク屋 ザ・バイクマン 中古バイク・バイクの整備・車検はお任せください

ザ・バイクマン日記
トップページザ・バイクマン日記2013/11/08
はじめての方に
会社概要
車検受付
修理受付
工賃表
引き上げ・納車
ザ・バイクマン日記
ギャラリー
今日のお客さま
中古車在庫
諸費用一覧
当社の整備内容
通信販売
お問い合わせ
地図
BBS
リンク
English
2013/11/08

前の日記を読む


次の日記を読む

日記トップへ
国家安全保障会議創設法案と特定秘密保護法
他国と戦争があったとする。
敵国に知られてはいけない重要な情報で
もし、敵国がこの情報を掴めば、
国家が転覆する恐れがある。

つまり、情報の漏洩により、
日本が他国に「再び」占領されることになる。







しかし、現在の日本国はその情報を守れない。



昨日、日本版NSC国家安全保障会議創設法案が
たった2週間で衆議院を通過した。

次いでセットとなっている特定秘密保全法案の議論が
衆議院でスタートした。

おそらく2週間程度で法案が議決され、
あっさりと衆議院を通過すると思われます。



このザ・バイクマン日記でも何回も書いていますが、
この2つは国民の財産・生命を脅かしかねない
安全とは真逆の大変危険をはらんだ法案です。


過去のザ・バイクマン日記
秘密保全法案と新型インフルエンザ特諸法案2012/01/12
秘密保全法案成立に意欲!?」2013/04/17

弁護士約2千人が参加する自由法曹団(篠原義仁団長)が5日、
政府が臨時国会に提出している秘密保護法案を条文ごとに
詳細を検討し、その問題点を告発していますす。


秘密保護法が本当に必要なのか?


現在、国家公務員法により、
公務員が仕事上知りえた情報を漏洩すると
1年以下の懲役という罰則はすでにある。
また、自衛隊法により、
自衛隊員が情報を漏洩した場合は5年以下、
さらに別の法律で、
在日米軍の情報を漏洩した場合は10年以下
という規定が既にあります。


今回の特定秘密保護法案では
罰則範囲を防衛・外交に限らず、
「国家の安全に著しい支障を与える情報」に
範囲を拡大し、
さらに懲役を一律10年以下と拡大されます。

国家公務員に限っては罰則が10倍、自衛隊員は2倍となりす。
そうとうな罰則強化。

懲役10年になっただけじゃん。
と、軽く考えてはいけません。
刑事訴訟法210条によると
死刑又は無期、若しくは最長3年以上の懲役若しくは禁固に当たる
法定刑の場合、緊急逮捕が出来るようになります。

つまり、裁判所が出す逮捕令状をまたずして逮捕できる、
という事です。

また

刑事訴訟法220条によると
上記緊急逮捕をする場合は
・人の住居又は人の看守する邸宅、
 建造物若しくは船舶内に入り被疑者の捜索をすること
・逮捕の現場で差押、捜索又は検証すること
が認められています。

つまり、
特定秘密を漏洩した疑いがあるというだけで
緊急逮捕
住居などへの私有地への侵入
情報源やその他物品の押収
が出来るようになるということです。


厳罰化されているのは
情報を漏洩した人だけではありません。

その情報を漏らそうと教唆した人も処罰の対象となっています。

つまり、
マスコミが報道しようと取材しただけで
懲役10年!
令状なしでの緊急逮捕
令状なしでのマスターテープなど押収
令状なしでのテレビ局などへの進入捜査
が行なわれる可能性がある。


かなりの報道萎縮が始まるのは火を見るより明らかです。
国民の「知る権利」が著しく侵害される可能性がかなり高い。

また、
何を持って特定秘密とするのか
決めるのは
首相
官房長官
外相
防衛相
たったの4人。

この4人以外は国会議員といえど
特定秘密を知りえないということです。

野党の国会議員が国会で問題を追及する時は
与党と同じ情報を持っていることが大前提ですし、
もし、仮に当該状況下で問題点を指摘できたとしても
上記のようにマスコミ報道に萎縮が起こっているので
国会議員は世論を見方に付けることが難しくなる。

そもそも国会の場で
特定秘密について質問する行為自体が
特定秘密漏洩の教唆とみなされかねない。

国会議員の中ですら萎縮が起きる。

また、

何を特定秘密とするのか
その基準があまりにも広範囲で曖昧。
政府が「これは特定秘密」とさえすれば、
政府にとって不都合な情報を隠蔽できてしまう。

原発の状況も、汚染範囲も
テロ防止の観点から、
今知りえている情報が
今後隠蔽されるかもしれない。


権力者によって情報が恣意的に制限されてきたというとは
既に歴史が教えてくれてます。

問題点を挙げると枚挙に暇がない。


4大臣による権力の集中
厳罰化

こんな大変な問題が
スピード議決され、あっさりと衆議院を通過してしまった。


おそらく特定秘密保護法案も
あっさりと衆院を通過するでしょう。







他国と戦争があったとする。
敵国に知られてはいけない重要な情報で
もし、敵国がこの情報を掴めば、
国家が転覆する恐れがある。

情報の漏洩により、
日本が他国に「再び」占領されることになる。






かもしれない。

恐ろしいでねぇ
国家を守るためにちょっと権力を集中しますよ
ちょっとだけ厳罰化しますよぉ

これって、
なんどもなんども歴史で習った戦争へのカウントダウンそのものだ。


と、私は思う。


忙しくて日記を書いている時間がなかなか取れませんが、
これだけは書かねばと思い、
時間を捻出して書きました。



おしまい。



トップページザ・バイクマン日記2013/11/08
トップページ はじめての方に 当社の整備内容 会社概要 個人情報における基本方針
車検・点検・一般整備受 引き上げ・納車料金 工賃表 諸費用一覧 特定商取引法に基づく表示
お問い合わせ ザ・バイクマン日記 ギャラリー リンク English
神奈川県大和市のバイク屋 ザ・バイクマン 中古バイク・バイクの整備・車検はお任せください