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2014/04/02

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歴史③ 歴史観に中立はあるのか?
さて、日本の教科書をみると、
近代史の歴史は「侵略の歴史」として
書かれている記述が大変多い。

基本的に学校教育のみで歴史を学習すると
近代史は侵略の歴史であると、
理解している人が多くなるようになっています。


しかし、それは本当なんだろうか?
現在私たちが知っている
南京大虐殺や慰安婦問題は本当か、
日韓併合は侵略といえるのか?
満州建国は日本の侵略であったのか?

明治維新あたりから、第二次世界大戦終戦まで
日本は侵略を繰り返してきたのか?


なぜ、中国や韓国は反日教育に力を入れるのか?
また、なぜほかの国を批判しないのか?




本当に侵略を繰り返していたのなら
率直にそれを認め、謝罪するべきであるし、
そうではないのなら、
日本の立場を正しく諸外国に主張してもよいと思います。


そこで、ニッポン万歳的な記述を見ると、
日本の近代史は西欧列強の植民地支配から
有色人種を救う戦いであった!!
日本は常に清く正しく、悪は外国にある。
と、まぁ、日本の教科書とは真逆のことが
すごい勢いで書いてある。

こうした記述だけを見ても、
両手を挙げて受けいるれる気持にもなりません。

本当はどっちなの??

もう、さっぱり意味が分からなくなってしまいます。




ただ一つ言えることは
どこの国でも、自国のことを卑下している歴史書は少ない、
ということです。

ご存知のように中国も韓国も
反日教育に力を入れておりますし、また、
自国の歴史を卑下するようなことはほとんどありません。

別に中国・韓国に限った話ではなく、
アメリカもイギリスも、フランスもドイツも、
基本的には自国は正しいことをしてきた、という
基本的立場に立っているわけです。


なのに、日本だけ、近代史に関しては
自国を卑下している記述が多い。

私は日本人ですから、
自国に対して、まぁ、多少ひいき目に見ても
いいんじゃないかななぁとは思います。

ということで、歴史観には
厳密には中立はありません。


日本の歴史教科書とは多少違った意見もありますが、
日本が良い悪いということではなく、
日本の歴史を世界の大きな流れと比較しつつ、
真摯に歴史的事実を受け止め、
反省するべき点は反省し、
主張するべき点はしっかり主張するという、
ま、どこの国でもしている
当たり前のことを当たり前に書けたらなぁ
という思います。



次回は「侵略とはなにか?」を書きたいと思います。


ここは結構力を入れて書きたいと思います。

おしまい。

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