先日まさかとは思っていましたが、
小保方さんがする必要のない会見しました。
長い目で見て、ああいったいわゆる「魔女狩り」は
日本の進歩にとってマイナスだと思います。
文献をコピーしただの、
貼り付けた写真が違うだの、 スタップ細胞発見に比べれば、 大した問題ではありません。
手続きや規則はもちろん大切ですが、 手続きや規則が守れない人間が作った論文は したがって、すべて間違っている。 とするのは大きな間違いです。
そんなことよりも、 スタップ細胞という新しい可能性を示した また、方向性を示した、ということを もっともっと積極的に評価するべきだと思います。
そもそも、学術論文、特に科学に関するものは 基本すべて間違っているものだともいます。 なぜなら、それは新しい発見だからです。
コペルニクスやガリレオが地動説を唱えたときは だれも地動説なんて信じていませんでした。 ガリレオが地動説を唱えたことによって 有罪判断を受けたことはあまりにも有名です。
論文が出されて、のちに検証され、 実用に足るまで、長い時間をかけて 実証されていくという流れが 科学の新しい進歩のあり方です。
その第一歩が論文の提出ということなんだと思います。
もし、論文が科学的に間違ったものであるのなら、 自然に淘汰されるだけです。
論文を提出すること自体には何の罪もまりません。
また、コピペに関してひどいバッシングがされていますが、 論文の最初の部分は、万能細胞に関する 過去の研究者たちのまとめであって、 これは誰が書いても同じで構わないはずです。 むしろ不要といってもいいと思います。
科学の研究は自然の真理を研究することで、 自然の真理は誰のものでもありません。 いうならば、人類の財産であって、 科学論文には、そういった意味で 著作権はありません。
E-MC^2は誰が導いてもE=MC^2です。
「大谷康之は剥げている」 これも、だれが見ても書いても全く同じ、 自然の真理です。
「大谷康之は剥げている」という文章に 著作権はありません。(ご自由にお使いください)
手続きや規則を守ることは大切ですが、 小さな間違いを指摘して、 大きな発見を見失うようなことをしてはいけません。
人類の未来のために必死になって研究し、 ある一定の方向性と新発見をした人と、 失敗をあげつらって批判するだけの何もしていない人
どちらを評価すべきは明白です。
小さな間違いさがしに人生の大切な時間を使うのはやめたほうが いいんじゃないかと、私は思います。
科学の分野だけではありません。 文系のお話でも同じ。 失敗をしない人はいません。 小さな失敗よりも、大きな成果をみないと、 どんな大政治家も大ジャーナリストも 「したがって論述すべてが間違っている」 というロジックが成り立ってしまいます。 学生の議論の仕方としては大変面白いかもしれませんが、 大人の議論ではありません。
新しい発見の方を評価し、 小さな手続き的なミスには目をふさいだほうが より良い進歩が生まれると思います。
新しい発見や人類の進歩は 常に非常識で常人には思いもよらないものです。 周りの空気を読み、均一な規則や手続きを 重視しているだけでは進歩はありません。
坂本竜馬も、エジソンも、ガリレオも 当時の常識や手続きを打ち破って 新しい時代を作りました。
小保方さんに代表されるような ああ言った「魔女狩り」をしていると、 若い研究者が育たなくなってしまいます。 論文を出し、小さなミスをすると どえらいことになる!! なんて思われてしまうと、 新しい発見の遅れとなり、 日本の進歩、ひいては人類の進歩にとって 大きなマイナスです。
ああ、小保方さん!!
近くに行ってぼくが抱きしめてあげるよー(ウヘヘ)
小保方さんがんばれー!!
おしまい。 |