さてさて、昨日の日記で
私個人的には集団的自衛権については賛成で、
安倍さんが推し進めようとしている
集団的自衛権容認論は
ぜひ頑張ってもらいたいと思っています。
が、
しかし、
気に入らない、というか
反対するべき点もやはりあるので、
安倍さんのやろうとしている事全てに
賛成しているわけではありません。
そう言うわけで
今日は憲法改正について
私なりの見解を書いておきたいと思います。
ずいぶん前の日記にも書きましたが、
自民党が掲げる憲法改正草案↓
https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf
をよくよく読んでみると、
話題の９条以外にも
実に多くの変更点を上げることができます。
詳しくは以前のバイクマン日記に書いておりますので、
２０１３年１月１９日の日記
「ファシズムとポピュリズム」↓こちらを参照ください。
http://www.thebikeman.jp/nikki/2013-01-19.html
基本的には個人の権利よりも
国家の権利を優先させる内容となっていますね。
ニュースメディアに乗っかってくるのは
９条の話題ばかりですが、
その陰で、こそっと変更を予定している
これら内容はよくよく考えておかないと、
個人の権利が大きく損なわれることになりますので、
熟考の必要があると思います。
ま、しかし、
第一次安倍内閣の時は
なにも思いませんでしたが、
安倍さんは大変頭が良いなぁと
つくづく思います。
今回の憲法解釈変更にしても、
はっきり言って、ムリクリ推し進めていますが、
なんか、わざとムリクリ解釈だけで、
集団的自衛権を認めさせるフリをして、
国民に憲法改正論を波及させ、
最終的にはその波に乗っかって
解釈変更ではなく、憲法改正を成し遂げたい。
という長期的な視点で動いているんじゃないかと
私は感じてます。
ま、憲法改正は自民党の念願でもあるわけですから、
当然と言えば当然ですが、
今自民党が議論している内容と合わせて、
最終的なゴール地点というか
着地視点も同時に考え、
長期的に何を目指して動いているのか
を考えることはとっても重要だと思います。
目先の動きが本当の狙いかどうかはわかりません。
そういえば、
民主党に政権を取られた時の、
自民党総裁選で出馬したのは
谷垣・河野・西村の３名でした。
民主党は左派政権であるわけですから、
対向するためには
普通は対局の右寄りの人を出すのかと思えば、
自民党の中でもどちらかと言うと左寄りの３名を
出してきました。
最初から負けることをわかっていた。
民主党にいったん政権を任しても、
すぐに潰れることを見越して、
自民党の重鎮たちは
２００９年の総裁選に立候補せず、
惨敗というレッテルを逃れ、
後に来るチャンス、
２０１２年の総裁選に出てきたわけです。
そして第二次安倍政権からは
民主党の反動もあり
やや全体が右寄りになってきています。
ここ数年のこうした流れも
実は安倍さんは最初から計算していたんじゃないかと
思わざるを得ません。
ちょっと買いかぶりすぎかな・・・・
ま、安倍さんの行動に対して
賛成するべき時は賛成し
反対するべき時は反対し、
しっかりと意思表示していきたいと思います。
あっ！
ちょっと蛇足ですが、
ここ数年の歴史の研究で
あまりにも簡単なことに気が付いていなかったので、
ここに告白したいと思います。
きのう書いた日記にも出てきましたが、
「南シナ海」とか「東シナ海」とかいう言葉、
もともと中国はシナ半島を中心に
生活していた人たちを言うわけですが、
China（チャイナ）はそういえばシナと読めますね。
普段チャイナと言っていますので
チャイナとシナが同じであることに
ここ数年ではじめて気が付きました。
いやー、びっくりぶっこきました。。。。
ってか、みなさん知ってました？？
私は知りませんでした…・
おしまい。
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