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ザ・バイクマン日記
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2015/04/02

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心境の変化
ちょっとたとえ話です。

歩道を歩いていると、
足元に10円が落ちていました。

誰も気が付いている様子もありません。

まぁ、本来なら、
10円を拾い上げ、交番に届けるべきです。
しかし、まさか「10円落としたんですけどぉ・・・」と
訴え出る人はまずいないと思います。

しかし、お金をそのままにしておくのも
忍びないので、
あなたは10円を拾って
おもむろにポケットに入れました。



さて、



それを電柱の陰からひっそり見ていたお巡りさんが
「遺失物横領罪の現行犯だ!」
とあなたは逮捕されてしまいました。



もちろんこんなことは現実には起きません。
もしお巡りさんがこれと同じことをしたら、
恐らく職権乱用で、
逆にお巡りさんの方が叩かれると思います。

しかし、
交通取り締まりだと
こういったことが良く起こります。

物陰にこっそりお巡りさんが隠れて取締りをしている光景、
見たことありませんか?


見晴らしの良い直線道路で、
歩行者も全くいないような道路で、
ネズミ取り。


通学時間帯の2時間だけ一方通行になる道路で
侵入した先の物陰に隠れ、逆走車の取り締り。


警察官の本文は
国民の生命・財産を守り、
安全な社会を維持することです。

安全が確保されている道路であれば、
無意味なネズミ捕りは職権乱用だし、
逆走した先で隠れて取り締まるよりは、
標識の前に立ち、
危険を冒す前に注意を促すべきです。
国民が危険を冒すであろうことを知りながら
それを黙認に、危険を冒した後に取り締まるのは
本来の警察官の職務ではないと思います。


学生時代の私と今の私。

上記見解は全く同じですが、
ひとつだけ変わったことがあります。


学生時代は
個人の自由と尊厳は
可能な限り尊重されるべきで
国家権力による干渉は極力排除するべきだ。
と思っていました。

まぁ、今思うと大分リベラルよりな考えでしたが、

客観的に見て他人の生命も財産も脅かさず、
その危険も生じさせない状況なら、
法律なんて無視してもいい、と言う感じでした。
逆に法律を盾に、反則金収集目的で
取締りを行うとは全く持って許せん!!
真剣にそんな風に考えていたと思います。

若気の至りですね。


今思うと、
自分が判断して「客観的」だと思い込み、
自分が判断して「これが正しい」と信じていたにすぎません。


自分が本当に客観的に正しい判断ができているかどうか?
本当に正しいというのは誰が判断できるのか?
もし、自分が間違っていたら・・・という考えがなかったと言えます。


本当の正しさはそれこそ「神様」にかわかりませんが、
残念ながら、神様に直接お会いして聞くことはできません。
人間は神様ではありませんから、時々過ちを犯すものですが、
それでも可能な限りその間違いをなくし、
より客観的に行動を分析し、
民主主義の上で国民同士が合意して決めた約束、
それが、「法律」となっているわけですから、
決められたものには完全に正しいかどうかは不明ですがが、
少なくても「仮の正しさ」は存在している筈です。
したがって、法律(みんなで決めたルール)には
どんなに自分の方が正しいと思っても
やはり、従うべきだと、そんな風に思うようになりました。


もし、自分がその正しさを判断し、
正しいと思えば何をしてもいい、と言うことになると、
例えば、風邪をひいて病院に行ったら
「風邪を引いたときは
足を切断すると良いんですよ」と
医者が足を切断した。
なんてことまでおこりかねません。

医者は医師法を守り、
国家公務員は国家公務員法を守り、
国民1人1人が順法意識を持って生活するからこそ
社会は安全で快適になるんだろうと思います。


自分の判断が正しいかどうか?

正しさの判断基準は
1 神様(実際には会えませんから実質無効)
2 法律やみんなで決めたルール
3 自分の判断

と言う感じなんだろうと思います。

法律やみんなで決めたルールがおかしいと
思ったときは、
民主主義の合意を経て、
ルールを変えるよう努力するべきで、
ルールの範囲を逸脱し実力で行動を起こしたり、
ルールそのものを無視するようなことはしてはいけない。

と言う感じに心境は変化しました。

例えば、
ISISの人達は自分たちが正しいと思っているのかも
しれませんが、国際法上、実力で国境線を引き直すことは
許されておりませんし、独立国家を作りたいのなら、
住民投票なりを行い、民主的に独立するべきです。
決して実力行使による実行支配は許されるのもではありません。

例えば、
先日、川崎で起きた悲惨な事件で、
少年法で保護されている少年の実名報道をした
週刊新潮の独自の判断も間違いであることが分かります。
少年法は国民同士で決めた既存のルールです。
このルールを無視して週刊新潮が独自に判断し
少年の実名を報道することは
許されるべきことではありません。
少年法に問題があると思うのなら、
少年法の問題点を事件を例にとって報道するべきで、
少年の更生を目的に作られている少年法の趣旨を
無視し法律違反を行っているばかりでなく、
大人はルールを破ってもいいが
子供はルールを守らなくてはならない
という論理矛盾を抱えていることになります。
子供の教育上もよろしくありません。




例えば、
オーム事件もしかり。




若かりし日にいろいろと反発していたころに
こうやって教えてほしかったものです。


若気の至り


10年後には
今の日記も若気の至り、


42のオッサンですが、

「オッサン気の至り」
って語彙はないよなぁ・・・


散文 おしまい。



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