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2015/05/23

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熊対策
ブッシュクラフトをしていて
一番怖いのはなんといっても人間です。
山奥で1人で野営していて
屈強な男たちに囲まれたら
逃げ場がありません。

もう、ケツの穴をさし上げるしかありません(冗談です)

ま、もっともほぼほぼあり得ませんが、
話し合いのできない暴力的な人間が一番怖いのは事実です。



えー、さて、
次いで怖いものが動物です。

自然界には危険がいっぱいです。

怖いもの順
①ツキノワグマ
②イノシシ
③サル
④鹿

と言う順番でしょうか。

それ以外でも
ヤマビル
ハチ
ヘビ

また

カエンダケなど毒のある植物
トゲトゲした植物


ああ、考え出したらきりがありませんが、

人間以外で最も怖いのは
何と言っても熊でしょう。

本州にはヒグマがいないのが救いですが、
ツキノワグマは本州全域に生息しております。

私がよく行く
丹沢山系にもツキノワグマは出没しております。

体長150~180cm、体重50~150キロ
大型犬を太らせたくらいの大きさ。
夜行性で夜中心に活動します。
(昼間に活動していないという意味ではありません)
植物や虫などを中心に食べているそうですが、
鹿なども捕食するようで、
植物傾向の強い雑食ということになります。
生息している環境によっては
肉食傾向が強い熊もいます。

死肉を食べる習性もありますので、
死んだふりなんかしたもんなら、
熊にとって絶好のごちそうが転がっていることになりますから、
絶対に死んだふりはいけません。
「死んだふり」は都市伝説です。

ブッシュクラフトに行く上で、
一番怖いと言っていいのが熊ですので、
何らかの対策を考えておく必要があると思います。
あ、
別にブッシュクラフトに限らず、
ハイキングや登山をされる方も
山奥に入ることに変わりはありませんから、
熊に対するなんらかの防御策を
考えておく必要があると思いもます。

と言うわけで、
熊への対策として以下列挙します。

熊への対策
①出会わないようにする

まず一番は出会わない事。
聴覚が優れていますので、
クマよけの鈴やラジオをつけっぱなしにするなど、
人間がいるんだぞぉと熊に知らせれば、
基本臆病な熊は人間に近づいてこないとのこと。

ホントかどうかは定かではありません。

人間も臆病な人もいますし、
好奇心旺盛な人もいます。

きっと熊も千差万別、十人十色、
個性があると思いますので、
好奇心旺盛な熊である場合、
逆に熊の好奇心を刺激するかもしれません。
専門家の人にぜひ聞いてみたい。

②出会ってしまったら・・・

②-1 離れている場合
静かに立ち去る(刺激しない)

遠くに離れている場合は
刺激しないで、ゆっくりと立ち去る。

②-2 目が合うくらい近くの場合
まず冷静に(難しいと思いますが)
熊は背中を向けて逃げるものを
追いかけるという強い習性がありますので、
絶対に背中を向けて逃げてはいけません。
必ず追ってくる。
目を合わせたまま
ゆっくりと後ろずさりをして距離を広げ
身に着けているものをなんでもいいから
地面に落としながらさらに距離を広げる。
熊は大抵人間の落としたものに興味をひかれるので、
その隙にどんどん遠ざかって事なきを得る。
とのことです。

しかし、
まずもって熊と出会って冷静を保てるか?
というのが問題です。
びっくりするのと恐怖で
固まってしまうと思いますが、
普段から熊を意識し、
シュミレーションをしておくことで、
実際に熊に出会った時の反応は違うと思います。
イメージトレーニングと
実際に何かを落としながら後ろづさりする
実施訓練くらいはしておいてもいいと思います。
イメージと訓練を繰り返すことによって、
熊に出会った時に冷静さを保てるかどうかが
変わってくるんだと思います。

②-3 熊が向かってきた場合
熊がこちらに近づいてきた場合、
それが捕食目的なのか
はたまた単なる好奇心か
顔色を見てわかる!

はずがありません。

分からないので、
ここからはもう戦う準備をしなければなりません。

③熊と戦う

③-1 威嚇行動
石の上に立ったり、
ジャケットをバタバタして
なるだけ体を大きく見せて
大声を出して威嚇する
怖がって逃げてくれればラッキー♪

同時に何らかの武器を用意しておく。
ナイフ、鉈、斧、(あれば唐辛子クマよけスプレー)など
なんでもいい。
丸腰で戦えるような相手ではありません。


③-2 物を投げる
落ちている小石、枝など、
なんでもいいから熊に向かって思いっきり投げつける。
狙うのは急所の鼻先。

もし当たれば、想像以上の痛さにびっくりして
熊も逃げるかも・・・

③-3 接近戦
出来ればリーチの長いもので戦う。
私は180cm直径4cmくらいのまっすぐな木を
先端をとがらせて枕元に置いておきました。
万が一熊と戦わなければならない時、
熊のアイアンクローなんて食らった日には
ひとたまりもありません。
相手の手が届かない距離で
熊の鼻先をぶすっとやってやる!
と思っています。
ま、とにかく急所をひたすら狙うしかありません。


補足ですが、
木に登って逃げるという作戦も結構有効なようです。
熊も木登りが得意ですが、
木に登るために前足が塞がりますので、
恐怖のアイアンクローを食らう確率が減ります。
また、こちらは堅い靴でキックできますので、
もちろん鼻先に思いっきり蹴りを入れられます。
たぶん、一発はいれば逃げていくでしょう。


と言う感じで熊対策をまとめましたが、
ネット情報が主ですおで、
本当かどうかはわかりません。
あくまでホンマでっか情報です。


出来れば熊と戦いたくはありませんが、
もし熊ともし戦うことになってしまったら・・・
考えただけで恐ろしいことですが、
万が一本当に戦わざるを得ない状況と
なってしまった時・・・
そう考えると、備えは絶対必要です。

また、戦うのであれば、
中途半端が一番良くないと思います。

人間でも中途半端に殴ったら、
相手の怒りを買うだけです。
逆上したり興奮したりして
かえってやられてしまう可能性が高まります。

熊だって同じだと思います。


熊と戦って勝とうなんて微塵も思いませんが、
絶対に勝ってやる!
という気概がないと、
助かるものも助からなくなるのではないか、
と思います。

熊に逃げてもらうのが
本来の目的ではありますが、
本当に戦うのであれば、
本気で勝つ気で戦わなければ
相手は逃げてくれません。

人間であっても熊であっても
心理的には同じだと思います。

こいつやばい!

と思われなければ相手は立ち去ってくれません。


人間にとっても、熊にとっても
死ぬのは怖い。
お互いに怪我くらいですんで、
生き残るほうがよっぽどよい。

熊と人間の安全保障を確立するためには
戦うときは真面目に戦う必要があるんだと思います。
真面目に戦わない奴は
なめられて、やられるだけです。


(どこかの国とどこかの国の安全保障も
同じような気もしますねぇ)


実際に熊による被害例を調べてみますと
なんらかの武器(鉈、斧など)を持たずに山に入り、
反撃しなかった人が亡くなっている傾向があります。
戦った人は怪我はするけど生還しております。

登山やアウトドアーか流行っていますので、
山に入るときは
熊対策をちゃんと考えておいた方が良いですね。


おしまい。






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