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2015/06/25

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平和国家を考える①
戦争を避けるために
安保法案の議論が国会で盛り上がっています。
予想通り、国会は延長され
夏まで安保法案が議論されることになりました。

そこで、このバイクマン日記でも
安全保障について考えてみたいと思います。

よく平和、平和と言いますが、
平和とは一体なんでしょうか?

私たちの国には憲法9条があって、
いわゆる平和憲法を持っており、
ノーベル平和賞を取るとか取らないとか、
毎年議論されております。
日本は戦後70年間平和国家として
経済発展を遂げ、今日に至っております。

この70年間日本は一発の銃も打たずに
戦争を回避し続けてきました。
戦争がなかったことは大変良いことです。
歴代内閣にはいろいろ問題もあったと思いますが、
この点だけは大変偉大な功績なんだろうと思います。



ということで、今日の本題です。


「憲法9条が戦争を回避しているわけではない」

いきなり結論ですが、
日本に憲法9条があるから
日本は平和を保てるんだ!
と、真剣に考えているのなら、
それはもうファンタジーの世界です。

歴史的事実だけを右でも左でもなく、
ど真ん中から見れば、
それが間違いであることは自明です。


日本には自衛隊というれっきとした戦力があり、
核ミサイルを積んだアメリカの原子力潜水艦が
日本周辺に数隻います。

第一義的には
この軍事力によって
日本に攻めてくる国がないのだと思います。

もし、フィリピンのように日本から
アメリカ軍が完全撤退したら、
お隣の国は今よりも強い感じで
離島と沖縄を取りに来るでしょう。

日本の自衛隊
アメリカ海兵隊
核の傘

この3つによって
日本は戦後70年、
武力衝突をすることなく、
平和にやってこれたんだと思います。

第二には
日本の経済力。
世界第3位になったとは言え、
世界から見た日本の経済力は
絶大な影響力を持っています。
もし、どこかの国が日本を攻めたら、
世界中から経済制裁を受け、
たちまち立ち行かなくなってしまうことでしょう。
日本を攻めることよる利益よりも
日本を攻めることによる不利益の方が、
圧倒的に高い状態を保つということは
それだけで十分すぎる抑止力となるわけです。
軍事力と同等、強い経済力も
平和を維持するためには必要不可分な要素です。

第三には
日本の技術力
中国が世界の工場と言われておりましたが、
やはり日本の技術力には遠く及びません。
世界の重機、発電技術、掘削技術、自動車、飛行機
また、医療の世界でも
日本の技術力は世界トップレベルであることに
間違いはありません。
世界の多くの国はこれら技術を必要としていますので、
日本がなくなってもらっては困るわけです。
したがって、
この世界トップレベルの高い技術力もまた
平和を守るうえで大変重要であることが
わかります。


私の個人的な考えでは
①軍事力
②経済力
③技術力
この3点によって、
日本は戦後70年間、
一切の武力衝突をすることなく、
平和を維持することができたんだろうと思います。



武器を持たず、
戦争を放棄しても、
他国は武器を持っていますし、
戦争も放棄しておりません。

例え日本に憲法9条があったとしても、
軍事力もない
経済力もない
技術力もない
という状態になれば、
他国は攻めてくるでしょう。


憲法9条は戦争を放棄しても、
他国は戦争を放棄してはくれません。

お隣の韓国には憲法9条はありませんが、
朝鮮半島の歴史を見ると
今言ったことが、良くわかります。


朝鮮半島は1000年間中国の属国になることで、
戦争を避けてきました。
ロシアが南下政策で満州を取り、
さらに朝鮮半島に入ってきても、
朝鮮の李王朝はなんの抵抗もしません。
日本は日本を守るために立ち上がって、
日清戦争、日露戦争をしましたが、
戦いの舞台はともに朝鮮半島とその周辺でした。
日・清・露が戦争をしている最中も
朝鮮半島の人たちは戦いに参加しませんでした。

朝鮮半島のことについて
争い事が起きているのにもかかわらず、
現に朝鮮半島に住んでいる人たちは
立ち上がりませんでした。
「戦争の放棄」そのもので、
明文化はされていませんが、
朝鮮半島の住民こそが
真の平和国家そのものです。

朝鮮の人たちは争い事をせず、
傍観するだけでした。

清に付くか
露に付くか
日に付かか

その3択。


争いごとを避け、
平和的解決を望んでいたのは
今の北朝鮮・韓国両国に住む人達でした。

その後、
日韓併合の時も
日本と軍事衝突することなく併合しました。

第二次世界大戦後
朝鮮半島から日本が引き上げ
朝鮮は独立を果たしますが、
米ソ冷戦の中、
勝手に南北に分断されても
統一のために外国をは戦いませんでした。

朝鮮戦争の時は
北と南で戦いますが、
実際に戦っていたのは
中国とアメリカを中心にした国連軍でした。
ここでも戦争の当事者ではありませんでした。

朝鮮半島はこの2000年間
外国に攻められることはあっても
自ら外国に出ていくことはありませんでした。
自国の中で他国が戦争を始めても
決して戦争に加担しませんでした。

よくよく考えてみると
私は朝鮮こそが真の平和国家なんだろうと思います。


しかし、
そんな平和的な民族であっても
他国はお構いなしに武力を持って入って来ました。
これは歴史的な事実。

今は
北朝鮮には核ミサイルがありますから
アメリカも中国もロシアも
簡単には北朝鮮には入れません。

韓国は一定の経済力がありますし、
日米韓の軍事連携がありますから、
他国は簡単に入ることはできません。

しかしながら、
第二次大戦以前の朝鮮半島には
①軍事力
②経済力
③技術力
がありませんでしたから、
どんなに平和的な民族がそこに暮らし
軍事的な戦争をしなかったとしても
他国はどんどん朝鮮半島に入ってきて、
お構いなしに戦争をしてきました。

これら歴史的事実をを考えれば、
日本に平和憲法があるから
戦後70年間戦争をしないですんだんだ
ということが、
いかに現実離れしている議論であるかが
良くわかると思います。



真に戦争を避け、
平和を維持するためには
軍事的・経済的・技術的な
抑止力を高めることが、
何よりも重要だと思います。


憲法9条改正も
個別的自衛権とか集団的自衛権とか
これができる、あれができるというような
ポジティブリストだけでやっていては
日本の手の内を外国に教えているだけですので、
「日本は一切の侵略戦争をしない」と言う感じで
ネガティブリストを議論した方が、
より建設的な議論ができるような気もします。
またそれは抑止力増加となるはずです。


今日のところはこれで
おしまい。

次回「平和を考える② 日本に不足しているところ」
を書きたいと思います。




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