今年2月に終了した日韓スワップ協定の再開を
韓国財界が先日要求してきました。
スワップ協定ってなに？
と思われる方もいると思いますので、
一応簡単に説明しておきますと、
日韓どちらかで通貨危機などが起き、
外貨（米ドル）準備高が少なくなったとき、
実質貿易が出来なくなってしまうので、
その時は
お互いの外貨準備高を融通し合う、という協定です。
現在韓国経済は危機的な状況にあります。
ウォン高が長いこと続いていますので、
輸出が儲けのメインである韓国では
売っても儲からない、という状況が続いていおります。
韓国のGDP（儲け）に対する
輸出依存度は43.87％もあり、
輸出で儲けられない、という状態が続くことは
死活問題に直結してしまいます。
ちなみに日本の輸出依存度は15.24％
日本は意外と国内での儲けが多いことが分かります。
しかし、
今年5月の朝鮮日報によると
韓国の外貨準備高は3699億ドルで世界6位！
と報道しておりました。
外貨が十分にあるはずなのに、
なぜ、今、日韓スワップ協定を韓国財界が
懇願してくるのか？
にわかにはピンときません。
一説には韓国の実際の外貨準備高は
アルジェリアなみと言っている経済学者もいるようで、
朝鮮日報の報道が真実かはわかりませんが、
いずれにせよ、
日本に助けを求めてきていることは明らかです。
中国の抗日戦争記念式典に出席したり、
ありもしない慰安婦問題で
世界中で告げ口外交をしてみたり、
TPPを蹴って、中国とのFTAを結んだり
外交的には相当冷え込んでいる日韓関係。
中国経済が頼りだった韓国が、
中国の失速＋ウォン高という
2重苦になったとたん、
今度は態度を一変し、
スワップ協定再開を求め、
あれだけ拒んできた首脳会談も
今年11月にようやく開催される見込みとなるなど、
日本に対する軟化政策を取り始めました。
日本は何回韓国を助けてきたでしょう。
日韓併合時はほとんどの人が文字が読めず、
学校も病院も社会インフラもなかった。
ハングル語を普及させたのも
日韓併合が始まってからです。
学校を作り、
病院を作り
ダムや道路を作った。
日本が人もお金も技術もを出しました。
敗戦後も
1965年の日韓基本条約に基づき、
当時の韓国国家予算の2.3倍もの
8億ドルが日本から賠償金として
支払われました。
戦後韓国の急激な経済成長を助けたのは
日本が残した社会インフラと8億ドルの賠償金、
米・日の多大な経済援助と技術供与があったからです。
これらがなければ、
ハンガンの奇跡（韓国の経済発展）は
なかったと思います。
また1997年の韓国通貨危機では
国際通貨基金（IMF）からの援助を受けましたが、
IMFの資金比率を見ると
日本はアメリカに次ぐ第2位。
韓国通貨危機の際も、
その実態はアメリカと日本が
韓国経済を救いました。
日本は過去3回。
韓国の危機に対して援助してきました。
しかし、
その恩を一切見せず、
反日外交を続けてきた韓国が
また再び危機的状況になると
日本に助けを求めてくる。
もうねぇ
なんて言うんですかねぇ
無理ですよ。
韓国を援助することで
日本の国益になるなら、
援助するべきですが、
何かありますかね？
まずは、韓国の巨大財界を中心とした
アンバランスな経済体質を
抜本的に立て直すべきです。
それこそが大多数の韓国一般庶民のためです。
日本が戦前統治していた国として
対照的なのが台湾です。
先日台湾の馬英九総統が
「日本が統治時代に行った悪いことも忘れない一方で、
良いことを記憶するのも重要だ」と述べました。
また
「日本の統治は台湾に建設事業をもたらした。
これにより、台湾の農家は恩恵を受けており、
それは当然肯定するべきことだ」
と述べ、
さらに、今後は双方が
「恩と恨みを区別する」態度を持ち
議論してく事が必要だと述べました。
日本は戦前、韓国と台湾を統治していましたが、
その時、両国の国民に一定の迷惑をかけたのは
事実です。
しかし一方で
戦後いち早く発展を遂げた国を考えれば、
それはやはり韓国と台湾であるのも事実です。
奴隷的植民地政策をとっていた白人の植民地と
日本が統治していた韓国・台湾には
歴然とした差があったことを忘れてはいけません。
白人が支配した地域では
言葉を教えず、学校も病院も作らず、
現地女性を自由に犯してい良いという法律をつくり、
さらには現地民を自由に殺害して良いという
法律までありました。
優秀な現地人はその両腕を切り落とされ
牢獄に死ぬまで閉じ込めました。
ただひたすら搾取を続けた白人と
日本が行ってきた統治政策とは
歴然たる差があるのは明白な事実です。
韓国と台湾の
大人と子供ともいえる
この差はどこから来るのでしょうか？
よくよく考えておかなければいけません。
おしまい。 |
