先月28日にあった日韓合意。
まぁ、賛否両論あると思います。
中国と北朝鮮の脅威が高まっている事実を考えると、
日・米・韓の強調は必要で、
今回の日韓合意は一定の成果とも言えると思います。
しかし、一方で、
文章を残さなかった。
日本は10億円拠出することが決まったが、
他方韓国は「解決に努力する」というレベルに
とどまっていますので、
片務的と言わざるを得ない。
また、特にひどいのが海外メディア。
完全に韓国の宣伝戦略に乗っかっています。
ちょっとここからは心の強い人のみ読んでください。
吐き気を催す海外の日韓合意に関する報道です。
海外のメディアでは一応に
「日本がついに戦時中の性奴隷制度を認めて謝罪した」と
報じています。
「なでしこアクション」がまとめた記事が
分かりやすかったので一部抜粋します。
「なでしこアクション」
http://nadesiko-action.org/?p=9487
↑参照元です
2015-12-28 The Guardian(Australia)
日本政府は、女性の性奴隷化に軍が関与していたことを認めた。日本統治下の朝鮮半島で強制的に売春をさせられた女性の数には論争があるが、活動家らは20万人と主張している。1995年には民間によるアジア女性基金が設立され、個人からの寄付を集めたが、多くの女性は「日本政府からの直接の支払いではない」として受け取りを拒否した。わずかに約260名の元性奴隷が各200万円相当の現金を受け取った。
2015-12-28 BBC Web版(Asia)
第二次大戦中、約20万人の女性が強制的に日本軍兵士相手の性奴隷にされたと推定されている。多くは韓国人だった。岸田外相は記者団に対し、「日本は1993年の河野談話を始め、これまで何度も戦時中の性奴隷に関する責任を認めて謝罪して来た」と語った。
2015-12-28 Wall Street Journal (World-Asia)
日韓両政府は、日本兵によって性奴隷として使用された韓国人女性を巡る数十年に渡る論争を終わらせることを目的とした合意に達した。女性の数を確定する資料は存在しないが、主流派の学者は2万人から20万人と推定している。元慰安婦達は、10代の女性が強制されたり、騙されて日本兵向けの慰安所に入れられたと一貫して述べている。
2015-12-30 The Sun (UK)
一日に40人の男とセックスさせられた。ついに日本がおぞましい慰安婦制度について謝罪した。生存者のチョンオクサンは、朝鮮半島北部のハンヨン県の自宅から警官によって誘拐された時、まだ13歳だった。多くの被害者は14歳から18歳だったが、その理由は軍が処女を欲していたからだ。誘拐に抵抗した家族は殺されたケースがあった。
2015-12-30 The Sydney Morning Herald (Australia)
日本軍は大戦中に豪州の領土だったパプアニューギニアでも女性の組織的な性奴隷化を行ったが、戦後の裁判で告訴しそびれている。何十万という実例の証拠があるので、今から豪州や先進国が日本を追求、糾弾して行くべきだ。
2015-12-31 CNN (U.S.A.)
上海師範大学のSu Zhiliang教授によれば、実際の被害者数は40万人に上り、そのうち20万人は無給で売春を強要された中国人であった。
2015-12-31 Counterpunch (Website)
いわゆる慰安婦制度は、計画的に組織された何十万という若いアジア女性の性奴隷化である。最初は通常の売春だったものが、女性の性搾取を目的とした巨大な産業に成長した。ホロコーストに匹敵する強姦、人身売買、監禁、拷問のシステムであった。
2015-01-01 New York Times, To the editors (U.S.A)
生存者の証言によれば、この残酷なシステムの標的は生理もまだ始まっていない13,14歳の少女だった。彼女たちは積み荷としてアジア各地の戦地へ送られ、日常的に強姦された。これは戦争犯罪のみならず、幼女誘拐の犯罪でもある。
2016-01-03 Ottawa Citizen (Canada)
多くの被害者は14歳から18歳の少女で、軍の狙いは処女だった。抵抗する家族は殺されるケースもあった。41万人の少女や女性が誘拐され、生存者は46人のみ。安倍の謝罪は誠意がなく、安部の妻は戦争犯罪者を奉る神社に参拝した写真を公開している。10億円は生存者を黙らせるための安い賄賂だ。
と、以上抜粋です。
いやー、読んでいて吐きそうになってしまいます。
日本軍による強制連行を示す証拠は過去の研究では
何一つ見つかっていません。
元慰安婦の証言だけが真実とされ、
世界中に誤解が広がってしまっています。
完全に韓国の情報戦とロビー活動の勝利と言えます。
また、
日本は政府の予算から10億円を拠出して、
元慰安婦たちの名誉回復のための財団を
韓国に設立することになりました。
私は旧日本軍による強制連行はなかったと思っておりますが、
個別の兵士しによる強姦が全くなかったのか?
と問われれば、それも違うと思います。
現在の戦争は空爆だ、ミサイルだと
テレビゲームのようなボタン戦争ですが、
第二次世界大戦までは
現在よりもはるかに厳しい白兵戦が圧倒的に多かった。
人間と人間が顔を見合わせて殺し合うという
日常からはとても考えられない極限状態が連日続くわけです。
日常の常識や倫理が消し飛んでしまう瞬間もあったでしょう。
そういった極限状況の中で、
普通では考えられない性犯罪があってもおかしくはありません。
それは日本だけに限らず、
先の大戦に参加したすべての国にあったと思います。
個別の兵士による犯罪はあったでしょう。
しかし、
それが組織的に強制性を持って行われたと言うのは
間違いだと思います。
客観的事実は一切見つかっておりません。
旧日本軍の兵士によって強姦され
名誉を著しく侵害された韓国人女性には
心の底から本当に気の毒に思いますし、
彼女たちの名誉は必ず回復されるべきだと思います。
しかし、
「ホロコーストにも匹敵する強姦・人身売買」を
日本軍が組織的にしていたと、
ありもしないウソを流布された軍人の名誉は
回復しなくても良いのでしょうか?
彼らは汚名を着せられたまま
成仏できますかね?
日本のために戦って死に、
いまだに日本に帰って来ていない
多くの英霊はこの屈辱を耐えていけますかね?
こんな不名誉を受けるために死んでいったんですかね?
中国・北朝鮮の脅威は確かにあります。
中国は南シナ海の侵略を止めませんし、
尖閣諸島への領海侵犯は数えきれません。
先日は武装した船で領海侵犯しています。
北朝鮮は北朝鮮で、核実験を続けますし、
世界中に武器を輸出しています。
そういった現実を見れば、
今回の合意は一定の評価ができますが、
韓国人女性の名誉と同様に
日本軍の名誉も必ず回復させなければいけないと
私なんかは思います。
アリもしない事実を吹聴するロビー活動や
誤解を固定化させる慰安婦像の設置など、
韓国による旧日本軍に対する言動や行動は
いわゆるヘイトスピーチと一緒です。
今回の合意で韓国の市民団体の動きを
韓国政府が抑えることができるとは思えませんが、
他国で起きていることですし、
深くは干渉できません。
日本は日本で、
誠実に事実を世界に向けて発信していく必要はもちろんですが、
情報戦に弱い部分を素直に認め、
今後の対策を練る必要があるんだろうと思います。
おしまい。
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