パナマは元イギリス領ですが、
タックス・ヘイブンの多くは
元イギリス領が多い。
つまり、タックスヘイブンをデザインした張本人は
イギリス人です。
タックス・ヘイブンを作って資金を集め、
そのお金が間接的にロンドン金融の中心地「シティー」に集まる。
自国の内部はきれいに保ちながら、
グローバルな視点で国外に金融の闇を落とす。
歴史的にイギリス人の狡猾さに
驚かされることがたびたびありますが、
今回のパナマ文章流出事件で
その仕組みを学んだことで、
さらに輪をかけて驚かされました。
賢いというか、ずるいというか、
考えることがすごいというか、
ただただ溜息しかでません。
自分がデザインしたタックスヘイブンで
自分がやられているわけですから、
なんとも、間が抜けているように見えますが、
今回のパナマ文章は
ハッキングによって流出していますから、
このハッキングは恐らく、
イギリスと対立する「誰か」がハッキングしている
可能性が高い。
パナマ文章によって
政治家が叩かれていない国で
かつ先進国。
アメリカでしょうね。きっと。
中国が主導しているアジア・インフラ投資銀行(AIIB)でも
イギリスはヨーロッパ勢でいち早く参加を表明、
また、中国からの原発輸入を決めたりと
イギリスは中国との経済的な結びつきを強めています。
中国の台頭を快く思っていないアメリカが、
パナマでハッキングを行い、
タックスヘイブンの情報もいつでもハッキングできるんだぞ、
と脅しをかけているように見えますねぇ
あんまり中国とべったりしていると、
他のタックスヘイブンもやっちゃうぞ!
中国とあまりベタベタしないように!
というメッセージなのかもしれません。
考えすぎかな?
ハッキングの犯人がアメリカと仮定すると、
「パナマ文章を調査する予定はない」という
菅官房長官の発言も合点がいきます。
アメリカの企業も
日本の企業も
とばっちりを受けて数社の名前が挙がっていますが
企業が合法的に節税をするのは
道義的問題をのぞけば、
ギリギリセーフのグレーとしても
政治家がタックスヘイブンを利用しているとなれば、
完全にアウトです。
ま、いずれにしても
一般庶民には全く関係のない
タックスヘイブンですが、
世界は金融によって支配されているという
ことなんだろうと思います。
頭の良い人は
すごいこと考え出すよなぁ
おそろしやー
おしまい。
あ、私の大好きな
ジャッキーも名前が挙がっていましたねぇ
どうなっちゃうんでしょうか?
われらがスーパーヒーロー、
ジャッキー大先生が$$$$$$$$$$$$$$
てか、
ジャッキーの寄付疑惑問題って
その後どうなったんでしょうねぇ
ヒーローは最後までヒーローでいてほしい。