いやー、熱い!
そして、わかりやすい!
目に力がある!
とっても理解しやすい内容で、
私も部分的には同意できるところがいくつかありました。
彼の政策と列挙します。
・消費税をやめて富裕税に(やや賛成)
・原発即時停止(安全保障の面で反対)
・廃炉ビジネスの透明化(賛成)
・TPP入らない(賛成)
・教育の無償化。幼・小・中・高・大(財源は???)
・戦争よりも災害に強い自衛隊(安全保障の面で反対)
・基礎控除を38万円→120万円以上にベーシックインカム(やや賛成)
・破壊から再生の公共事業へ(あいまいなので反対)
・R水素、小型風・水力などの地域発電を振興(石油はあと1万年はあるのと、エネルギー効率を完全に無視しているので反対)
・環境第一 憲法に生態系の権利を (環境より人間が大切なので反対)
・動物殺処分0!(人間が第一なので反対。エゴもヒトというのが現実)
・最低賃金の大幅引き上げ(どうやって???)
・オーガニック革命 有機・自然農の推進(競争力低下につながり反対。ただし家庭菜園で自分でやってみたい)
・1億万耕 農教育の制度化(農家の高齢化防止と言う意味で賛成。ただし、1億人が農家となるのは反対)
・保育・介護の社会化の徹底(具体的ではないので賛否なし)
(カッコ)内は私の賛否です。
彼の意見をまとめると、
全体的に社会主義的で共産主義的です。
日本の人口が6000万人程度に減り、
江戸時代くらいの生活水準にしてもいいなら
彼の提案には納得できますが、
やはりそれは現実的ではない。
とは言え、
富が1部の人たちに偏っている現状や
自民党では既得権益を壊すことができない、
というのは理解できます。
現在の政治に辟易している人が多いのも事実。
主張は私とはちょっと違いますが、
彼は彼なりの信念を持って動いている。
熱い!わかりやすい!なんかいけてる!ヤー!マン!
しかし、
このポピュリズムもまた危険である
と言うことも現実です。
理想と現実
人類の理想を打ち立てて共産主義ができました。
人は皆平等で、人種差別もない。
資産家による労働者搾取もない。
宗教による差別もない。
マルクスとエンゲルスによって理論が作られ、
人類は理想に燃えていました。
結果として、ソビエト連邦ができ、
中華人民共和国ができ、
世界は共産主義になっていくものと
だれもが疑わない時代がありました。
しかし、共産圏の国は事実上の独裁を生みました。
スターリンは何千万人もの国民を殺しました。
毛沢東は文化大革命で何千万人も殺しました。
北朝鮮の人民は飢えに苦しんでいます。
大変残念なことでありますが、
これが現実です。
人間は不平等だしエゴもある。
現実は理不尽です。
この人間性を否定したところに、
共産主義の理想があり、
また同時に最大の欠点ともなりました。
格差社会は嫌だけれども、
独裁はもっと嫌です。
ま、しかし、
山本太郎さんと三宅洋平さんの言っていることもわかります。
明日は参議院選挙の投票日!
みなさん、選挙に行きましょう!
おしまい。