ちょっと前の報道ステーションで
空爆によって被害を受けた民間人の方が
日本国を相手取って損害賠償訴訟を起こしている
というニュースが報道されておりました。
最後まで国の謝罪と賠償を求めていた
何がしさん(名前はわすれました・・・)が
先日100何歳で亡くなられた。
という内容でした。
流し見で見ていたので、
詳しい内容はわかりません。
ネットで当時の報道がどのようなものだったか
調べてみましたが、見つかりませんでした。
したがって、この空爆被害者の方が
東京大空襲の被害者なのか
大阪大空襲の被害者なのか
広島か長崎か
はたまた上記以外で米国の空爆にあわれたのか
はっきりしたことは言えませんが、
2次大戦で日本に空爆したのは
米国なわけですから、
いずれにしても、米国の空爆によって、
被害に合われた方が、
日本国を相手取って損害賠償訴訟をおこしている
と言うことになります。
恐らくその趣旨は
日本が間違った戦争を起こした結果として
何の関係もない民間人が被害を受けたのだから、
日本国が賠償するべきだ。
と言うことでしょうか?
1945年の敗戦から
サンフランシスコ講和条約が有効となる1952年までの
およそ7年間
日本はGHQの占領下に置かれます。
この間、日本の主権はもちろんありません。
その間にアメリカをはじめ戦勝国が
必至になって推し進めた政策として、
教育がありました。
「戦争責任は日本にある」という教育を
徹底的に行います。
いわゆる
ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)です。
戦後70年以上もたった現代でも
このGHQのWGIPに洗脳されたままです。
GHQは占領下の日本で、
教育機関・報道機関から
徹底的に右巻きの人物を排除。
日教組もキー局の報道局も
基本的に反政府的なのは
戦後から始まりました。
日本が悪い
日本が悪い
日本が悪い
何べんも何べんも繰り返し教育されると
不思議なもので
本当に日本が悪かったと
心底思うようになってしまいます。
歴史教科書を見ても
「日本は侵略した」と繰り返し出てきますが、
イギリスもフランスもドイツも
オランダもポルトガルも
侵略したにもかかわらず
「統治した」とか「割譲され」と
記述されています。
終戦記念日には
毎年毎年
「戦争は悲惨だった」
「2度と戦争はしてはいけない」
「軍が暴走した」
この3点だけ焦点が当てられ
特別番組が組まれます。
それを70年も続けていると
「日本が侵略戦争をした」
「日本の戦争は間違っていた」
という気持ちになってしまいます。
そもそもなぜ日本がアメリカと戦争をしたのか?
当時の世界情勢はどのようになっていたのか?
明治維新から日清・日露戦争、第一次世界大戦
その後に続く大東亜戦争まで、
日本はどのような経緯をたどってきたのか?
このようなことは一切消え去り、
日本が悪かった
東京大空襲も
大阪大空襲も
広島の原爆も
長崎の原爆も
日本が悪いことをしたから、
罰を受けたのだ。
と言う思考になってしまいます。
その決定的な証拠は
広島の原爆公園にある碑です。
その碑には
「過ちは繰り返しませぬから」
と記されています。
多くの方が指摘されているように
この文章には主語がありません。
もちろんこの主語は
「間違った戦争を引き起こした日本」です。
民間人を狙って落とされた原爆は
大量虐殺以外の何物でもありません。
国際法上も完全な違法行為です。
軍事施設もない、
軍人もほとんどいない
広島・長崎をなぜ攻撃するんですか?
婦女子を狙って
なぜ東京・大阪に大空襲をするんですか?
誰がどう考えても
過ちを犯したのはアメリカです。
日本は韓国政府に対して
慰安婦像の撤去を求めているわけですが、
私的には
まずもって撤去しなくてはいけないのは
原爆公園の碑です。
これは日本にありますし、
撤去しようと思えば
いつでもできる筈です。
「過ちは繰り返しませぬから」
大量無差別殺人を犯したのはアメリカなのに、
殺されているのは日本の民間人なのに、
日本人が謝っている
「過ちは繰り返しませぬから」
先日亡くなられたという
おばあちゃんは
アメリカの空爆で被害をうけ、
片目を失っていました。
お亡くなりになるまでの間
相当苦労なされたのだろうと思います。
しかし、
GHQのWGIPによって
心の底から、日本が悪かったと
思っておられたのだろうと思います。
アメリカの空爆で被害を受けたにもかかわらず、
アメリカを攻めるわけでもなく、
日本を訴える。
長年にわたって続いている
日本の自虐史教育。
死してなお、国は賠償を認めない。
おばあさんの無念の気持ちを
考えると、いたたまれなくもなりますが、、
一方で、
戦後教育の生みだした無念とも言えます。
やりきれない思いです。
現在でも
教育現場では日本が侵略したことになっていますし、
終戦記念日には毎年同様の放送がなされています。
少しずつ変わってきたとはいえ、
WGIPの洗脳から脱しているとは言えません。
日本の近代史の教え方から
替えていかなければ、
日本の歴史を俯瞰できません。
年を取ると、
新しい文化や情報に疎くなりますし、
そもそも、新しいものが脳に入ってこなくなります。
70年以上続いたWGIPの影響で
団塊世代の自虐史観を変えることは
まずもって、無理でしょう。
小学校
中学校
高校の
歴史教育こそが重要なんだろうと思います。
新しい世界秩序を作っていく上でも
正しい歴史認識が重要だと、
私は思います。
日本全体がWIGPの亡霊から
抜け出すためには
あと15~20年かかります。
今の子供たちが大人になった時にこそ、
日本の見直しが始まるのだと思います。
現在はWGIPの終わりの始まりなんだろうと思います。
おしまい。
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