家の中には妻子がおります。
家族を守るにはどうする?
戦うか?
逃げるか?
警察に通報するか?
一刻の猶予もありません。
ガンガンガン!!!
強盗がカギを壊している音が聞こえます!
「開けろよ、ゴラァー!火つけたんぞぉー!!」
脂汗が背中を伝う
心拍数が上がり、
手足が小刻みに震えます。
さぁ、そんな危機的状況の中、
突然妻がお米の購入先を
ロピアか青葉か、はたまたイオンか
と話し始めました。
「おいおい、今そんなこと言っている場合か!」
こんなばかな話はないわぁ~と思うかもしれませんが、
実はこれ、実際に起こっている話です。
国会です。
これと同様な議論が現在の国会で行われているように
私には見えます。
中国が尖閣とるぞー、沖縄もとるぞー
と言っているのに、
北朝鮮のミサイルが、漁民の漁場に打たれているのに、
国会では連日「森友問題」
なにやってるのーと言いたい。
優先順位が完全に間違っている。
国会1日開催するのに3億円の費用がかかると言われております。
森友学園に対して地下ゴミ撤去費用として7億円割り引いたそうですが、
森友問題を国会で2日間議論しただけで6億円近い金額がかかります。
この問題の最大の問題は
①ゴミ撤去費用算出は正しい金額か?
②政治家の口利きにともなう現金の授受(ワイロ)があったのか
③同類の国有地売却事例(朝日新聞社など)の是非
だいたいこの3点にあると思いますが、
実際に議論しているのは
100万円寄付したとか
忖度(そんたく)があったのかとか
違法性のないところが多い。
もう完全に週刊誌レベルのゴシップを
国会で議論しているようにさえ見えます。
100歩譲って
株式会社であるテレビ、ラジオ、新聞、週刊誌等が
国民が興味あるであろうゴシップを取り上げ、
お金儲けをしたい、という気持ちは分かります。
しかし、国会はゴシップを議論するところではありません。
国民の生命・財産・安全を守るための議論をする所。
オバマさんからトランプさんに大統領が変わり、
米政権の中に対中強硬派の人物がかなり内部に入っております。
米国務長官ティラーソンさんが先日韓国を訪問しましたが、
韓国到着後まっさきに向かったのは
軍事境界線の視察でした。
大胆な軍事演習も行っております。
朝鮮半島で何らかの武力衝突が起きれば、
停戦中である南北朝鮮で再び朝鮮戦争が始まるかもしれません。
まさかその時に、
拉致被害者の救出をアメリカ軍に頼むんですかね?
自衛隊はその時救出作戦を実行するんですかね?
拉致された日本人は助けなくても良いんでしょうかね?
今、国会で議論するべきは
森友問題なんですかね?
森友問題なんてただのゴシップ。
予算の審議が議題なのに、
「予算」という人質を取って
野党の質問は森友ばっかり。
やれやれ。
強盗が入ってきますよーーーーーーーーーーーー!!!!!