医療・司法・保険・財務などはもちろん、
自動運転や介護、製造業、サービス業を問わず、
ありとあらゆる分野にAIが活用されていきます。
人間が考えられる予見可能性をはるかに凌駕した
AIによる予見可能性が社会に示され、
人類が進む方向性まで示してくれるようになるでしょう。
AIは人間の脳よりはるかに優れているのだから、
当然と言えば当然ですが、
AIを使うのはあくまで人間です。
AIを有用に使うも使わないも、
人間次第。
人間は地球上に70億人おります。
全ての人間がマザーテレサのような善人なら問題ありませんが、
根っからの悪人も残念ながら少数存在しています。
日本国内だけで言えば、
日本は世界で一番安全な国で
10万人当たりの殺人発生件数は世界で一番少ない。
しかし、
そんな国でも、殺人事件は起きますし、
泥棒もおります。
1億2千万人の中でも
善人と悪人の分布が存在しています。
どんなに良い社会でもこの分布は必ず存在していますので、
悪人をゼロにするということや、
全員が均一の平均値をとることなどは、
物理上絶対にできません。
どんな社会でも悪人が居るということです。
AIは善人でも、悪人でも、使用可能です。
オレオレ詐欺の成功方法や
サイバー攻撃で銀行強盗する最善の方法なども、
AIによって計算され示すことも可能と言うことです。
AIテロ組織もいずれ現れるでしょう。
AIを使った犯罪やテロ・・・
この防衛をどのように考えるのか?
AI社会に本格的に突入する前に、
コンセンサスを取っておいた方が
良いように私なんかは思います。
オーシャンズ11という映画がありましたねぇ
綿密な計画と11人の大泥棒が
華麗なコラボレーションで
大金を盗み取るという、
ルパン的な痛快さのある映画でしたが、
次の大泥棒はAIかもしれません。
おしまい。