流行りのディープラーニングから、
単純な統計解析まで、
大人のAI、子供のAIさまざまです。
実はAIの最も優れている点は
AIの開発だけでは決して成り立ちません。
AI・ビックデータ・ロボット
この3点がセットになって初めて、
強力なシステムが成り立つんだろうと思います。
AIを有効に使うためには
大量のビックデータが必要です。
このビックデータをいかに蓄積するかが、
AIの判断を大きく左右することは自明の理です。
統計解析できるデータの量で、
AIの判断も変わってきてしまうからです。
さて、ここで、
グーグルの持っているビックデータの総量を仮に10とします。
すると、
グーグル 10
フェイスブック 12
アマゾン 2.4
ヤフージャパン 0.71
楽天 0.34
ミクシー 0.14
グーグルやフェイスブックは
ヤフージャパンの14倍~17倍のビックデーターを
持っています。
この所有しているビックデーターの総量によって、
AIを活かすか殺すかが大きく変わってきます。
AIが判断するための材料は多ければ多いほど、
最終的な判断の信頼度が大きく変わります。
つまり、
AI社会を勝ち抜くためには
このビックデータの収集が大きなカギとなるのは
どうも間違いなさそうです。
さらに、
AIとビックデータによって得られた
最も効率の高い仕事を実践するために
ロボット技術が重要になってきます。
どんなに効率の良い仕事の方法や方針を示しても、
実行できなければ、何の意味もありません。
ロボット技術の開発は
勝手な思い込みかもしれませんが、
日本の得意分野な気がします。
そうあって欲しいです。
・AIの開発
・ビックデーターの収集
・ロボット技術の発展
この3者を同時期に高みに上げられた国が
新たな産業革命後の社会をリードする
先進国として君臨することになるんでしょうねぇ
ヨーロッパで起こった産業革命。
明治以降、これにギリギリ滑り込みセーフで間に合った日本。
工業化を成し遂げた日本は現在、
G7に入っている唯一の有色人種の国です。
日本が現在先進国でいられるのは
産業革命の流れに乗れたからです。
明治時代に生きた
曾おじいちゃん、曾おばあちゃんたちの
猛烈な頑張りの上に、
現在の日本は胡坐をかいています。
第1次産業革命 機械革命 蒸気による自動化
第2次産業革命 電気による自動化
第3次産業革命 コンピューターによる自動化
そして現在
第4次産業革命 AIによる自動化
良い・悪いは別にして、
世界はどんどん進化していきます。
この流れに乗れるかどうかが、
次の世代の先進国でいられるか?
はたまた、
発展途上国になるか?
の分かれ道なんだろうと思います。
現状維持はじり貧を招きます。
と言うことなんでしょうねぇ
おしまい。