２０１４年１月２６日
国会内の記者会見で
共産党の志位和夫委員長は、
安倍首相の靖国参拝に対して
こう発言しました。
「靖国神社は過去の日本軍国主義による侵略戦争を、自尊・自衛の正義の戦い、アジア解放の戦争と美化し、宣伝することを存在意義としいる特殊な施設です。この施設に首相が参拝することは、侵略戦争を肯定・美化する立場に、自らの身を置くことを世界に向かって宣言することにほかなりません。第二次大戦後の国際秩序は日・独・伊の３か国が行った侵略戦争は不正・不義なものとすることを共通の土台としています。首相の行為は第二次大戦後の国際秩序に反する正面からの挑戦であって、断じて許すわけにはいかないものです。この行動によって首相の歴史逆行の本性があらわになったと思います。」
はい、さすが志位さん。
あなたは正しい！！
日本が軍国主義だったとか
戦争を美化しているとかは
もちろん違いますが、
世界の戦後体制の基本は
日独伊３か国が
「悪い」侵略戦争をしたんだぁ～！！！！
という前提で成り立っています。
だから、もし、日独伊がちょっとでも良い事を
したなんて言うと、確実にフルボッコです。
ヒットラーが良かったなんて言った日にゃ
確実にボッコボッコに叩かれるでしょう。
政治家でこんな発言をしたら、
間違いなく政界追放の憂き目にあいます。
ヒットラーのホロコーストやジェノサイドは
もちろん人道的に許されることではありませんが、
ドイツが立ち上がったことによって、
ヨーロッパ共産化の流れが止まったとも言えます。
もし、ヒットラーが立ち上がっていなかったら、
ドイツは東だけではなく、
西半分も共産国になっていたかもしれません。
共産化した国が次にやることは決まっています。
粛清と虐殺です。
ロシアもそう
中国もそう
共産化体制が固まると、
体制に反対する人たちは次々に粛清されていきます。
これは歴史の事実です。
戦争で死んだ人の数より、
粛清によって死んだ人の数の方が圧倒的に多い
わけですから、
ドイツが共産化を食い止めたことで、
多くのヨーロッパ人の命が助かった、とも言えます。
歴史は表と裏あり、
メリット・デメリットがあり、
絶対善もなければ、絶対悪もありません。
利点と欠点は常に表裏一体です。
プラスがあれば、必ずマイナスもあるということです。
ヒットラーだって人間ですから、
悪いところもあれば、良いところもあるはずです。
でも、
ヒットラーのことは絶対に良く言ってはいけません！！
日本のした戦争も良いところなんて
１ミクロンもありません！！
イタリアも同様です！！
ものすごくざくっと言うと
これが戦後レジュームと言うことです。
過去の日本の戦争は本当に悪い事だけだったのか？
過去の事実を整理・検証することすら
絶対に許されないのです。
これが、戦後レジュームです。
だから、志位さんのいうところの
「国際秩序への挑戦である」
というのは全く持ってその通り！
だからこそ、だからこそ私は、
安倍さんには頑張っていただきたいと思います。
時代劇やアメコミじゃないんだから、
勧善懲悪なんてあるはずありません。
ガンダムが長く愛され続けているのは
連邦が善、ジオンが悪と
ひとくくりにできないからです。
どちらの主張も同じように扱うからこそ
新しい視点が生まれますし、
その中での人間同士の摩擦や葛藤があり、
成長があるんだろうと思います。
良い面も悪い面も共に事実を把握し、
整理・検討を行わなければ、
正しい判断はできません。
安倍政権となってから何年経つでしょう？
ようやく日本にも事実を事実として認めていこうという
機運が高まってきました。
数年前まで、天皇陛下に対する議論や
「国益が大切だ」なんて言うと、
すぐに右翼呼ばわりされましたが、
そういった雰囲気は無くなりつつあります。
ただ、祝日に国旗などを掲げると
まだなんとなく右翼と言うレッテルを張られてしまうようで
家では国旗は上げておりません。（挙げたいけど・・・）
今日は本当は国旗であふれているべき日です。
そう、今日は天皇誕生日。
現在の今上天皇は日本建国から続く
神武天皇のY遺伝子を持っている
１２５代の天皇陛下です。
２６００年以上日本国が続いているのは
天皇陛下のおかげです。
自分の子が孫が、ひ孫が大人になった時、
今と同じように日本国が存在し、
日本が世界の先進国で、
経済的繁栄を続けていて欲しいと、
心の底から思います。
その思いと共に、
今日は天皇陛下のお誕生日を祝いましょう！！
おしまい。
明日は「③あるべき未来を考える」です。
