考えただけでよだれが出てきそうです。
私はまだ新米を食べてませんが、
皆さんはどうでしょう?
え?
もう食べた??
そんな人に言いたい。
「この馬鹿者が~~~~っ!」
今日は新嘗祭(にいなめさい)です。
天皇陛下が種まきから稲をお育てになり、
自らの手で稲刈りをして、お米を炊く。
天照大御神に今年出来た新米を献上し、
大御神と天皇陛下が同じ釜の飯をいただくという、
五穀豊穣を願う大切な神事が行われる日です。
「同じ釜の飯を食う」とは、この神事からきています。
神と一体となるという意味です。
仲間になるという意味です。
「同じ釜の飯を食った仲間だ」って今でも言いますよね。
この神事は夜の10:00に行われます。
したがって、今日は新米を神棚に上げて、
明日の朝、「お父さん」が新米をおいしく炊いて、
家族みんなで新米をいただく。
天皇陛下より先に新米を食べるとは~~
この不敬者~~~っ!
と言うのは冗談ですが、
新米はもうとっくにスーパーで並んでいますから、
意識でもしていない限り、
普通は新米食べちゃいますからねぇ
家族と共においしいお米が食べられることに
ただただ感謝あるのみです。
今日は勤労感謝の日。
戦前までは新嘗祭(にいなめさい)という祝日でした。
新嘗祭は記録が残っているものでは
古くは飛鳥時代から続いています。
お米文化の日本にあっては、
五穀豊穣を願った非常に大切な日ですね。
しかし、戦後、
天皇陛下の権威失墜を狙って、
GHQによって書き換えられてしまいました。
毎年この時期に書いていますが、
勤労感謝の日→新嘗祭
文化の日→明治節(明治天皇のご生誕日)
私の知る限り、この2つの祝日は
GHQによって書き換えられた呼称です。
まだまだ、知らない事だらけですが、
私たちの全く意識しないところで、
いろいろなことが書き換えられていると思います。
勤労感謝に日にしても、
文化の日にしても、
いつかちゃんと、元の敬称に戻して欲しい。
祝日は国民全員でお祝いをする日。
1日、1日にちゃんと意味があります。
意味が分からない祝日に対して
一体全体、我々は何に対して祝ったらよいのでしょうか?
ともあれ、
もう食べちゃった人も、
そうでない人も、
朝はパン食!と言う人も、
明日の朝は、家族そろって
おいしい新米をいただきましょう!
おしまい。