恐らくほとんどの人は
エコバックを使用するようになると思いますが、
製造過程で排出されるCO2の量をくらべると、
エコバックはレジ袋の約50倍。
また、
エコバッグの原料であるポリエステル生地を作る時、
たくさんのCO2が排出されるし、
1枚あたりの重量がエコバッグのほうが
遥かに大きい。
つまり運送時に大量のガソリンを使用するようになる。
プラスチックは製造段階で
石油などのエネルギー資源を消費しますが、
使用段階では、
逆にエネルギー資源の節約になる場合がたくさんあります。
生産時に発生する環境負荷の量より、
使用時に減らせる環境負荷の量のほうが多いため、
トータルで環境負荷の低減が図れます。
プラスチックの代わりに他の素材を使った場合、
それがプラスチックより重ければ、
輸送時に多くのエネルギーを消費します。
食品の容器包装に使う素材が密閉性の悪いものであったり、
空気や酸素を遮断する性質が
プラスチックより劣る場合は、
中身の品質を保つために冷蔵・冷凍が必要になるなど、
より多くのエネルギーを消費することになる。
しかも、
レジ袋が有料化され
レジ袋自体の消費量が減ったとしても、
家庭で使うゴミ袋の消費量は変わりません。
今までは
スーパーやコンビニのレジ袋は
家庭で出る生ごみや燃えるゴミのゴミ袋として
「再利用」されていたわけですが、
レジ袋が有料化されれば、
家庭で使うゴミ袋を
どこかから「買って」こなければなりません。
結局はレジ袋の消費量の総量は変わらないと思います。
また、コンビニやスーパーのレジ袋と比べ
市区町村指定のゴミ袋は分厚くて丈夫ですが、
その分使用されるポリエチレンの量は
レジ袋の5倍です。
5倍重いと言う事は、
5倍の輸送エネルギーが必要です。
ごみ処理場で働いているお客さんが
こんなことを言っていました。
「生ごみは、なかなか燃えないから
燃料を足して燃やしている」
「プラスチックは燃料だから、
本当は全部燃やしたい」
と。
現在日本の脱臭技術・脱硫技術は世界一です。
もちろんダイオキシンも出ませんし、
そもそもダイオキシンは人間には有害でもありません。
今回有料化されるレジ袋の
3~5円はどこへ行くのか?
官僚の天下り先
政治家の票集め
そのためだけに
「環境問題とうそぶいて」
我々から搾取するのが
本当の目的だと私は思います。
なめるな~!!!!!
と言いたい。