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多様性

敗戦時に8歳。
今は84歳のおじいちゃん。
激動の昭和の時代を生き抜き
敗戦後の日本を立て直してきた。

日本の第86代総理大臣

森喜朗。

「多様性が大切だ」と言う人に問いたい。

昭和のおじいちゃんの「価値観」
という「多様性」は無視していいんでしょうか？

時代と共に価値観は変わります。

新選組解体時、
世間は新選組を「悪者」扱いしておりました。
しかし後に、
元新選組の永倉新八が、
老後になって新選組の話を新聞で連載したことで、
新選組に対する評価が180度変わりました。
今では悲劇の群像劇として語り継がれています。

時代と共にやったことの評価は変わります。

青年時代に激動の昭和を生き抜いた人の価値観は
現代とは違って当然です。

その多様性は認めないんでしょうか？

オリンピック・パラリンピック共同開会式を実現させ、
武漢ウイルスの影響でオリンピック・パラリンピックが
1年延期となった後
肺がん克服後の衰えた体の中で、
各スポンサーに自ら赴き頭を下げた。
そのおかげで、
スポンサー契約は1社も取り下げられずに済んだ。

誰だかわからない人が頭を下げに来るのと、
元総理大臣の人が頭を下げに来るのと、
個人的には誰であろうと、その人が優秀であれば
誰でもいいとは思いますが、
やはり影響力としては
元総理大臣という肩書を重んじる人は多い。

調整力としては森さん以上の人はいない。

「多様性は大切だ」と大声で叫んでいる人のほうが、
多様性を無視しているようにも見えますし、
自分の価値観を他人に強要しているように見えてしまうのは・・・
私だけかなぁ～

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