さて、日本が勝ち残る方法の第2回。
唐突ですが、
家計がもっている現金・預貯金は
日本全体でいくらだと思いますか?
日銀が2020年に発表したデータでは
1034兆円です。
いやー、すごい量ですね・・・
そんなにあるんだぁ~って感じです。
皆さんも銀行に普通預金や定期預金を
していることと思います。
では、銀行の普通預金の金利を知っていますか?
即座に答えられる人は
金融リテラシーの高い人です。
答えは0.001%
100万円を1年間預けていると100円くれます。
たった100円
では
その預金を株式で持っているとどうでしょう?
先の日記で示したように、
アメリカの株価は平均すると年7%で増えます。
普通預金が0.001%
米国株は7%
その差は7000倍です。
孫悟空は界王拳10倍くらいまで使いましたが、
もし界王拳7000倍を使えたら、
スーパーサイヤ人にならなくても、
フリーザに勝てたかもしれませんねぇ
でも普通の人でも
金利だったら7000倍界王拳が使えます。
預貯金で持っている
普段使う予定のないお金の「置き場所」を
預貯金から株に換えるだけ。
超お手軽。
しかも、界王拳の用に
体に負担はありません。
「でも店長~!」
「株なんてなに選んでいいかわからないよ~」
と言う声が聞こえそうですが、
安心してください。
「俺はユニクロの株買うよ~」とか
「アップルだよ」とか
「ソフトバンクだよ~」とか
個別株を買う必要はありません。
素人が個別株に手を出すと、
大けがの元です。
なにを選んでいいか分からいと言う人がほとんどですが、
株の幕の内弁当とも言うべき商品(ファンド)が
世の中に多く出回っています。
最も有名なのはS&P500というファンド
これは、
アメリカの上位500社の株を詰め合わせた
株の幕の内弁当みたいな商品です。
気軽に500社に分散投資できますし、
選ばれるのは上位500社ですから、
10年、20年の間に
脱落する会社もあれば、
逆に500社に入ってくる会社もある。
常に成績優秀なアメリカのトップ500の銘柄が
まとめていっき買いできるファンドです。
ではここでS&P500の過去40年間のチャートを見てみましょう
40年間で36倍となっています。
1981年に100万円持っていたとすると
2021年は3500万円になっています。
これは絵空事ではなく、
過去に起きた事実です。
S&P500の平均利回りは6.8%
ここ10年だと10%を超えています。
驚愕の数字。
「でも店長~」
「アメリカがぶっこけたら、500社全部ダメになるかもじゃ~ん」
と言う声が聞こえてきます。
では
「全世界株式インデックス・ファンド」という
幕の内弁当はいかがでしょう?
はい、
主な投資先は、やはり世界最強の経済大国アメリカではありますが、
これなら、世界中に分散投資が出来ます。
(注意 上記円グラフは楽天・全世界株式インデックス・ファンドの場合です)
2017年にできたファンド(幕の内弁当)なのでチャートは2017年からですが
ちょっと見てみましょう
はい、こんな感じ。
2017年に100万円買ったとすると
2021年は152万円となります。
平均利回りは
1年だと1.08%
3年だと9.68%
5年だと6.93%
10年だと8.58%ですね。
長く置いておけば置いておくほど利回りは大きくなります。
複利パワーってごいすーです。
いろいろなファンド(株の幕の内弁当)が
いろいろな証券会社から出ていますので、
調べてみると面白いです。
どうでしょうみなさん。
お金の置き場所を
銀行から株式に変えるだけで
界王拳5000倍~10000倍が使えます。
だれでもです。
話を戻します。
家計の持っている現金・預貯金は1000兆円。
この半分を投資に回すことができたら・・・
500兆円は15年で倍になります。
15年後といえば、
小学校に通っているちびっ子たちが
現役世代となって社会でバリバリ働いている頃です。
どうでしょう皆さん
今でも老後資金が大変だ~と言っているのに、
今の子供たちが大人になったとき、
それは今よりはるかに大変であることは
火を見るよりも明らかです。
50年で労働人口はザクっと半分になります。
現役世代1人で1人の老人を支える時代。
それだけでも大変なのに、
自分の老後は「自助努力で~♪」なんて子供たちに言えますか??
今の小学生・中学生の子供たちは
今よりはるかに大変な世の中で生きていかなければなりません。
しかし、
今ある1000兆円の半分を投資に回せれば
今の500兆円が15年で1000兆円になります。
日本全体の資産が増えれば、
子供たちの生活も少しは楽になるように思います。
この技は
国が動く必要はありません
企業が動く必要もありません
個人で出来ます。
そう、個人が個人の判断で動けますので、
そこにはなんの既得権益もありません。、
思い立ったらすぐできます。
20年後の日本が勝ち残る方法は2つ
①日本から世界を変えるイノベーションを起こす
②豊富にある家計の現金・預貯金を金融資産に変える
のどちらかしかありません。
①を実現させるためには
日本の基幹産業を抜本的に改革し、
AI,やIOT、クラウドなどのITで世界をリードする
基礎科学力を上げ、日本がないとあらゆる製品(半導体含む)が作れないとうい状態を作る。
先進医療で世界をリードする
アジアの金融センターとしての地位を確率する
などなど、
現在の車産業に頼った構造を抜本的に変える必要があると思います。
モーターで車が動くようになれば、
はっきり言って世界のどこでも車が作れる時代が来ます。
内燃機関は日本・ドイツ・アメリカのお家芸ですが、
それも家電のように、
世界のどの国でも作れる時代が必ず来ます
車業界に頼らない日本の産業構造を作れるか?
が問われているわけですが、
既得権益にがんじがらめの日本で
世界をリードするイノベーションが起こる可能性は極めて低い。
②は誰でもすぐに出来ます。
できることから行動しないと、
50年後、日本は発展途上国になりかねない。
できることからはじめましょう!
(投資は自己責任です、私は責任もてませ~ん、悪しからず)
次回「子供たちの老後問題を解決する方法」と書きます。
お楽しみに~♪
おしまい。
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