「不都合な真実」
アル・ゴアさんのベストセラーですね。
私も映画を見に行きました。
非常にショッキングな内容で
彼が書いた「不都合な真実」から
現在に至る環境問題が始まったといっても過言ではないでしょう。
２００７年２月６日のザ・バイクマン日記で
http://www.thebikeman.jp/nikki/2007-02-06.html
映画を見に行ったときの話を書いていますね。
「不都合な真実」から５年が経ちました。
世界はどう変わったでしょう？
環境保護
CO2削減
地球温暖化
相変わらず叫ばれ続けていることですが、
CO2が地球温暖化の主たる原因でないことが
だんだん分かってきました。
「大気のCO２濃度が上がると気温が上がる」とゴアさんは
説明していたわけですが、
実際には気温が上がると、CO2濃度が上がります。。
海に溶けていたCO2が気温の上昇で気体になるわけです。
そもそも大気の成分の
７８％は窒素
２１％酸素
二酸化炭素は０．０３５％足らずです。
産業革命以来、人間の経済活動で確かにCO2の排出量は
増えたかもしれませんが、地球規模で考えれば微々たるものです。
自然環境に急激な変化を与えるとは考えずらい。
地球の気温が上がったり、下がったり、というのは
根本的には太陽の活動が活発か否か？
また
大陸が１つにまとまっているか、分断されているか？
と、この２つが最大の要素なんだと思います。
４５億年の地球の歴史を見てみると、
大陸が１つにまとまっていたときは地球は氷の星となっていましたし、
比較的最近で恐竜が生きていた白亜紀などは
大気の二酸化炭素濃度は今の５倍から１０倍あった。
気温も今より高かったので、世界中熱帯雨林でした。
マントルの対流がもたらす、プレートテクトニクスにくらべたら、
人間が作り出すエネルギーなんてまるで比べ物になりません。
ちょっと話がそれましたが、
地球温暖化の原因が何なのかという問題は、
もはや注目されていません。
CO2を出さないことそのものが目的となっています。
二酸化炭素排出量－６％も達成できないのに、
今は-２５％と出来もしない目標を掲げて、
出来ないところは排出権取引でお金で解決？？？
一体何のためにやっているのか・・・
地球温暖化の主たる原因が二酸化炭素でない、ということが
もはや明白になったのに、今は原因とは程遠いところで
環境保護が一人歩きしています。
「二酸化炭素を出すな」と旗を振って
一番得する人は誰なんでしょう？？
二酸化炭素を出すな、ということは
石油や天然ガスを使うな、ということとイコールです。
原子力発電や水力・風力・バイオマス・太陽光など、
２酸化炭素を出さなくても発電は可能ですが、
コスト的には非常に高い。
安いコストで発電できるのはやはり石油です。
日本では人口減少が大変問題となっていますが、
世界的に見れば人口爆発状態で、
１８００年に１０億しかいなかった人口が産業革命があり、
１９００年には２０億に
１９６０年には３０億
１９７４年には４０億
２０１１年には７０億
２０５０には１００億を超えるといわれています。
１００億の人達が全員先進国並みの暮らしをしたら、
石油はあっという間の枯渇します。
先進国の自分たちは安い石油を使い続けるが、
これから発展しそうな国は石油を使って欲しくない。
そこで、太陽光発電が地球環境に非常に良いとして
高コストな太陽光パネルを売る。
その大儀名分が環境問題になっているように思えます。
結局は資源獲得のために、
先進国が環境問題を利用しているようにも見えます。
「不都合な真実」が真実か？
５年経つとまた、新しい真実が出来てくる。
今から５年後も、また新しい真実ができてくる。
CO2が主たる温暖化の原因ではない、という真実と
CO２排出削減という現実。
そこには莫大な税金が投入され
多くの人がその税金にぶら下がっていて、
その裏では資源獲得というもっと違った流れがある。
よーーーーく考えないと分からなくなりますねぇ
むずかし、むずかし。。。。
おしまい。
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